余談2「本を選びましょう」
⚫︎余談2「本を選びましょう」
手順1と同じように本を選びますが、選ぶ本は同じです。
子どもが興味を持った本ならそれにしましょう。
本はラノベでもなんでも大丈夫です。
ぶっちゃけ料理本でも書けるのですから、気にせず選びましょう。
しかし、できれば漫画は控えましょう。
小説を漫画化したものや、漫画を小説化したものでは問題ありませんが、読書感想文とは活字や文学に親しむ目的があると考えている先生も少なくないようです。
なので、漫画の感想文だと書き直しと言われても何も言い返せません。
料理本だと「普通に読書感想文を書くのが嫌だったんです」とむしろ意欲的とも思える意見で言い返せますし、「料理本で書いちゃダメとは言われてません」とも言い返せます。
漕ぎ着けでも良いので、自分を正当化できる理由を持って感想文を書くように教えてあげましょう。
また、本を選ぶ時間がない場合は「国語の教科書」を使うととても効率的です。
「授業とは関係なく読みたかったから」や「国語の教科書に載ってるのはダメだと言われてない」と言い返せます。
何より国語の教科書に書かれている作品はどれも素晴らしい文学書です。
これほどまでに読書感想文に向いている本は私は知りません。
喜んで活用しましょう。
何より、学校の先生も読書感想文なんて読んでないんですから。