大ピンチの山田
僕が一度ゲームをやめて逃げようとした。そしてゲーム終了のボタンを押した。しかし、ゲームは続いていた。
「え?!」
「残念だな。この装置がある限りこのゲームからは逃げられないよ」
商人達が持っている装置は青い光を放っている機械だった。そう言えば…何もわかんねえや。とにかく今は誰か助けてくれー。
「召喚!」
すると魔法陣が現れ禍々しく光り始めた。渦の中からマスクとサングラスをかけたエージェントが現れた。
「助けて!」
エージェントは僕を少し見ると商人を見つけていた。
「何やねん。」
「失礼」
エージェントは商人の口にものすごい勢いで飴を投げた。飴は商人の喉に詰まり、苦しんでいた
「行きましょうか」
エージェントは私を引っ張ると椅子ごとどこかへ歩いて行く。少し歩き続けると森の中へついた。
「ありがとうございます!では…」
「少し話してもいいかな?」
ひっ!早く帰りたいのに!クソッ!
「何でしょう」
「私と一緒に来てくれないか?」
なんでやねん!
「どうしてですか?」
「私はこのゲームの運営だ。君は…君の仲間は力を持ち過ぎている。彼らのせいでバグが起きてしまっている。運営も大変なんだ。君が良ければ仲間と一緒に来てくれないか?」
色々言いたいけど…ニヒ。
「んー?まっ嫌だけどー?逆らうんだったら殺しちゃうよーいいのかなぁ?」
するとエージェントは僕の頭の目の前に銃を突きつけた
「君達の強さはプレイヤー基準だ。私たち運営にとってはただのバグ。バグを修正するのが私達運営の役目。あまり協力してくれ無いのなら敵対しても良いんだぞ?」
おんぎゃああ!殺されそう!
「じょ、冗談ですよ〜。あっっはっはっははー…でも、僕は奴隷…おっほん仲間とまったり暮らしたいだけなんで〜無理かも…」
「そうか。では気が向いたら呼んでくれ」
運営は名刺を渡すと消えていった。名刺には運営【現地修正課】と書いていた。って!帰れないじゃん!こうならないかな〜
「転生したら最強になった件について」
とはならないなぁ。迎えに来てくれるかな…とりあえず家へ帰るか。
この時、ネクロマンサー達は…
「私ゃ帰りますわ。ボブさんや山田さんのとこ戻りましょうか」
「ああ。戻るぜ」
「待ってください。私も行きますよ。」
そこに現れたのは木工ボンド卿!
「それならこれ忘れてるんで届けてあげてください。l
と草ソルジャーは山田の杖を渡す。
「OKじゃ、婆さんとボンド行くぞ」
その時!
「待てええええ!山田さんが居ない!杖がねえから帰れねーじゃん!」
「あはじゃいあかおああかkzにづえやのいxhsん!!」
「全員落ち着け!我々は10人もいる。それぞれ山田様を探せ。全員散らばれよ!」
そうして山田救出作戦が始まったのであった。