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第33話 騒動の後日談

☆★☆あとがきに注目!☆★☆

★☆★読者の皆様へ大切なお願いがあります★☆★


「ふむ。アー坊は俺が休んでいる間に王国を救ってくれたらしいな?」


 翌日の昼頃。領主の間に王様と僕は対面で座っている。机にはユリナが入れた紅茶が2杯。


 王様の真剣な眼差しを向ける。僕に投げかけた言葉は尋ねている訳ではなく、王国を救ったことを断定している言い方だということは理解できた。


「いえ、僕はただジャポリの街を救うのに必死で戦っただけです」


「アー坊は年の割に謙虚すぎる。その年代ならもっとワガママに生きてもいいはずなんだがな……おっと。今は小言を言う場面じゃねぇな。なんにせよ。王国を救ってくれてありがとう。王様ではなく俺個人として礼を言わせてくれ」


「そ、そんな……! 頭を上げてください!」


 王様は僕に頭を下げている。王国の代表である一個人として。本当に民を思っていなければできない行動だ。ジャポリの領主として見習いたい。


「あぁ、そうそう。我が王国では信賞必罰を大事にしている。報告で受けたのだが闇商人のキーチクは大量の魔物の襲撃を受けて、闇商人ギルドの元敷地内で死亡が確認された。……とはいえ、これは自業自得だな。この手で罰することなができないのが残念だが」


「そうなんですね……そうしたら、キーチクに酷い目を遭わされている人達も解放されるんですか?」


 僕はハルカみたいな人達が不幸な目に遭うのがいなくなれば良いと思っている。キーチクが死んだのであれば、奴隷として扱われていた人達だって解放されるはずだ。


「いや、残念ながら一部しか解放できなかった。トカゲの尻尾切りみたいに、他の闇商人ギルドの手に行き渡ったと見て間違いない……本当に恥ずかしい限りだ。機会があれば根絶やしにしてやりてぇよ」


「そうですね。僕もそう思います。ちなみにその人達は今……?」


「ん? あぁ奴隷から解放できた民は自分達の帰るべきところに帰すか。帰る場所がなければ、なにかしら働き口を斡旋するかだな。まだまだ途中だが、まぁ……そこら辺は俺の優秀な部下が上手いことなんとかしてくれんだろ」


 王様は深い溜息を吐きながら、紅茶が入ったカップに口をつける。王様はぼそっと「美味いな」と言っていたのが、僕も褒められたような感じがして嬉しい。


「それと関連しているのだが、ザマール公爵家にも一部のモンスターの襲撃で屋敷が半壊したらしい。そのモンスターの大半に紅魔晶が付いていたとの報告も受けた……」


「それってつまり……」


「アー坊の考えている通りだ。しかしモンスターを対処していたら、スライムに壊滅させられたらしいんだよ。剣聖が落ちぶれたものだ。まぁ、なんにせよ。間違いなく今回の件にザマール公爵家は関与していただろう」


 王様の瞳は段々と怒りで鋭くなっていき、静かに燃えている。


「誰が何と言おうと俺が許さない。知ってか知らずか王国転覆を狙うとは良い度胸をしているからな。おかげで奴らは塀の中だ。このまま行けば少なくとも斬首刑。ざまぁみやがれ」


 たしかに自ら身を滅ぼしているあたり、哀れとわれても仕方がない。だけれども、


「そうですか……でも一応、元とはいえ家族だったんです。なんとか……ならないですよね?」


 僕が王様にそう尋ねると、王様は驚いたような顔をして、


「お前は優しすぎるな……仕方ない。善処はしよう。アー坊がいなかったら王国が滅んでいたかもしれないからな」


「ありがとうございます」


「あんまり期待はするなよ。無罪にはできないからな」


「そこまでの期待はできないですよ」


 なにか悪い事をしたのならば、罪を償わなければならない。これで改心してくれると良いけれど。


「よし! これとは別になるが」


 王様は手を叩く。大きな音に少しだけキュッと身に力が入った。不思議だ。


「結果はどうであれ、我が王国では信賞必罰は大事にしたい。だから俺はアー坊に何か褒美を言ってみろ。叶えて欲しいことの一つや二つ、あるだろう?? まぁ、なくても勝手にあげるからな」


「あ、ありがとうございます」


 王様は僕を思って言ってくれているのだが、急に叶えてほしいことを言われても……。


いや、一つだけある。前々から思っていたこと。ジャポリの街に来なくても良さが伝わる仕組み……レアリティを変更した水晶に僕達が伝えたいことを記録して、それを流せる場所があれば……。


「それでは王様……1つだけお願いをしても良いでしょうか?」


「おう。いいぞ」


 僕は速くなる鼓動を抑えるために、大きく息を吸って王様にお願いをする。


「王都の中心で、ジャポリを宣伝する場所を頂けませんか??」


 僕のレアリティ変更士の力で更にジャポリの街を発展させるために。

現在、皆様の応援のおかげで「第2章」を完結することができただけではなく【トップ5】付近にまでやってくることができました!これもひとえに皆様の力があったからこそです!改めましてありがとうございます!作者としても嬉しい限りです。


さて、ここまで来たら読者の皆様の応援を無駄にはしたくありません。


皆様、一緒に【トップ5】を目指しませんか?


【読者の皆様へ★本当★に大切なお願いがあります】


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あと少しでトップ5。皆様の応援があったからこそ、ここまで来たのです。


まだ「評価を入れていない」皆様、一緒に高みを目指すことができると嬉しいです!


皆様の面白い!大好きと言う一票をお待ちしております!


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― 新着の感想 ―
敵でも王国滅ぼせるスライムって…ドラクエのスライム弱すぎ
[一言] 主人公がアホ過ぎて何も言えねぇな。害しか及ぼさない元家族をどうにか出来ないかとかそれは優しさじゃ無いだろ。
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