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小さいおじさんの独り言  作者: 田澤 邑
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小さいおじさん

 小さいおじさんの独り言

 どうも、小さいおじさんです。

 私たちは妖精というもので姿や形はその土地の人間の想像によって決まります。

 いつからか私の姿は紺のスーツに人間の事に詳しい仲間が言うには四角いふちのメガネに髪型は波○ヘアというものらしいのですがよくわかりません。


 さて、最近、人間たちの間で私たちの事が噂になっているのだとか。

 いつだったか、かろうじてまだ私たちが妖精らしい姿をしていた頃、その日は仲間たちとお酒を飲んでいて気が大きくなってしまい、たまたま立ち寄ったホテルで寝ていた人間の身体を仲間と拘束して遊んでいたらその人間は目覚め見えないはずの私を鋭い目つきで睨みつけたのです。

 そのあまりに鋭い目つきで睨まれた私は酔いが覚め仲間たちとともに一目散に逃げ出しました。

 やはり、人間は迂闊(うかつ)に近づいてはいけません。

 思えばその少し後から姿や形が変わり人間たちの間で私達の事が噂になったような。

 ネットで小さいおじさんの話を聞いてなんとなく思いついた話を形にしたものです。

 作中に出てくる鋭い目つきの人間はもちろんあの人です。

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