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転生した創造者  作者: 梅雨川
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翌日

昨日作ったベットにて目を覚ました。


「さて、今日は町を作るか。なんか寂しいし」

さらに言うと、この辺りの物で電力を作らないと維持できない気がしてきたのでそうしている。


「というか、この世界の人たちは照明とかどうしてるんだ?」

昨日取ったイノシシもどきの解凍をし、焼いて朝ご飯にする。

「これじゃあ不健康な気がするんだが」


朝食を食べ終わり門の前に行く。

森を散策して、山のところにつながった川を見つけた。あとでリエルに聞いて人がいなかったらせき止めてダムにしよう。


昼頃になり、ようやくリエルが起きてきた。

「は~あ、ベッドで寝たのなんて久しぶりだわ」

「そうかい、それよりあそこの山って誰か住んでたりする?」

「いえ?あそこは元魔族領よ。今はだれも住んでないわ」

「わかった」

その後リエルは食堂に行ったので俺は門の外に出て山の方に体を向ける。

俺は、手を山岳地帯に向ける。

大きなダムとそこに隣接する施設を創造する。


どうやらこの距離ならば問題ないようだ。

「すると、衛星も作れるかな?」


つぶやきながらポケットにあるスマホを出す。

付くはずがないと思って電源を入れると、そこには女神様からの処々について書かれてあった。

曰く、時間を間違ってしまったとか、その謝罪として携帯での検索は可能だとか。


ということでフル活用させてもらう。

「何々、通信衛星はと…」


二時間くらいして、一つ一つの部分を正確に想像できるようにして、空に向けて力いっぱい出来上がるイメージをする。


その後、屋敷を中心とした電波を張る。制御は地下から行えるようにした。


この力本当にチートだな。


さてさて、そんな一気に文明が進んだ俺だが、食料がない。

屋敷の地下に野菜栽培のための青いライトをつけた水が設定時間に出てくる自動栽培施設を作ったのだが、何もない。


ちなみに、水は地下で川とつなげて屋敷に通した。浄水場はスマホを頼りにして作りました。


これにて、一応の環境はそろった。


「ということで、町に行こう」

「何よいきなり」

「いえいえ、実際行かないと食料やら飲み物やらがないわけですよ」

「果物の実ならそこの樹にあるじゃない」

窓の外を指さすのでそちらを見る。

そこには真っ赤な実をつけた樹と、ピンク色の樹があった。

その隣には紫色の樹だ。


「おお!あれブドウとリンゴと桃じゃないか!!」

だが、本来ブドウやモモは木にはできない。異世界だと違うのだろうか?


「とりあえず、ここの地下で自動栽培しよう」

「地下?」

「そうだ」


そう、俺は地下を二層構造にして作り、地下二階はとてつもなく大きなドーム状にして、大きなライトをつけている。そのため室内全体がいつも明るい。ついでに、芝生やらが生えるように地面は土。


「といううことで今日はここら辺一帯の樹を地下に移植します」

「ま、いろいろとやってもらっているばっかりだったし、やってやろうじゃない!」


そうして作業を行い、二日後


これまでの食事は木の実だけであった。

その代わり、木の移植に成功し、今のところはうまくいっている。と言ってもまだ一日だが。

それと、途中で見つけたジャガイモやニンジンを植えて、栄養バランスも気にしなくていいはずだ。


あ、これ本格的に隠居みたいになってきてないか?でも好きに生きていいって言ってたし、魔王死んでるし、まあいっか。


一週間後

「肉が食べたい」

「同感だ」


今まで果物でしのいできた俺とリエルは限界に達していた。


「…ここから町までどれくらい?」

「この辺りに町は無いわ」

「…は?」

「勇者一行が来るにあたって手あたり次第滅ぼされた」

「…マジか。じゃあ何か?こないだ取ってきたイノシシもどきでも飼育しろってか!」

「まあ、普通にとってくればいい気もするけど、むしろ今までこの屋敷に近づいてこなかったことが不思議だよ」


というので思い出した。

「忘れてたわ、自動抑撃システム」


屋敷の門の前には案の定たくさんのモンスターやイノシシもどきの死骸があった。


「これ、食べれるのか?」

「ま、仕方がないでしょう。これをとりあえずあの寒い部屋に入れてホゾンしましょ」


ここ一週間でリエルにもそうとう文明的生活が身についてしまったらしい。


「そうだな、その後少しづつ消費していけば、それでいいか」


小さな現代屋敷は変な方向に進むのだった。


==========

一か月後

「人間に会いたい」

「いきなりどうしたのよ」

リエルが不審な目で見てくる。


「いや、さすがに一か月って長くない!?」

「何がよ」

「人との会話をしていない機関だよ!」

「私としているじゃない」

「お前とだけな!これ普通にコミュ障になるは!」


という話を小一時間ほどし、町に行くことになった。

リエルのテレポートで。


「使えるんなら最初からやってくれよ」

「別に行く用がなかったんだからいいじゃない」

「はいはい」


俺は今では最も大切な携帯を持っていることを確認し、彼女に合図を出す。

「いいよ」

「オッケー、それじゃあ行くわよ!」


足元に魔方陣が現れ、一気に景色が変わる。


目の前には石でできた城壁

土で踏み固められた道。


「うっわあ、よくこんな環境で生活してられるわよね」


城壁内の町並みを見てここ最近の生活がなじんだリエルがそう言う。

「とりあえず。銀貨二枚で何が買えるのか見てみるか」


俺たちは店を出しているところを見ながら歩く。

ふむふむ、キャベツみたいのが銀貨二枚、ということは縁で二百円ほどってことか。


「全然足りねえじゃねえか」

「だって、向こうではそんなの使わなかったんだもん」


ということで、俺たちは早々稼ぐことを必要としたので、冒険者ギルドにいった。


「あの、ここでは何か買い取ってもらえるものってありますか?」

「はい、モンスターの革や牙、魔石なども換金しています」

「魔石?」

受付の人は紫いろの透き通った石を見せてくる。

「これですね。これには魔力がたまっているためいろいろな使い道があるんです」

「なるほど」

俺は一応で持ってきたここ最近の食料からとれたものを出す。

「これって、魔石ですかね」

「はい。これが魔石です」

「じゃあ、換金お願いします」

「わかりました」



合計三十三枚の銀貨になった。

「それじゃ必要なものを買っていくか」

「オッケー」


ラウンジで待っていたリエルも連れて買い出しに行く。


出来れば家でも栽培できる植物系が良いな。




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