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転生した創造者  作者: 梅雨川
13/14

王国の戦力

すみません。短いです。

「見知らぬ船が止まっていただと?」


国王は、船で出て行った開拓団の報告を聞いて、激怒した。


「我が国の領地に勝手に住まうものなど、蹴散らしてしまえ!」


「しかし国王様、船は見たところ鉄でできており、非常に感情に見えました。ここは、現地の物と交渉するべきかと」


「何!交渉だと!それほど恐ろしいというのであれば、今使える全戦力を投入してでも奪い取ってこい!ようやく大国になるというのに、邪魔をされてたまるか。他国の抑止となる戦力以外はすべて投入して構わん。たとえ、悪魔を使おうともな」


「お待ちを!それは、現段階で使うのは危険かと愚行します!」


「ええ、うるさい!やれと言ったらやるのだ!」


彼は、暴君であった。


「……わかりました。軍部大臣、今すぐ戦力の集結を行え」


「はっ、かしこまりました」


こうして、元魔族領の得たいの知れない人物との戦いが始まろうとしていた。


~~~~~~~~~~


「暇だな」


「そうね」


タイラとリエルは、リビングで寝ていた。


「あの、そろそろお昼ですよ?外に出てはいかがですか?」


二人の体を気遣ったリーネはそう言うが、二人は駄々をこねる。


「だって厚そうじゃん」


「だって、疲れそうじゃん」


二人して、ぐーたらであった。


「もう、二人とも、ちゃんとしてくださーい!」


こうして、元魔族領では時間が過ぎていくのだった。



ここまで読んで頂きありがとうございました。

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