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プロローグ

何事も説明書は読まずに進めるような筆者です。


ずっとスペースで開けていたのを間違っているのにようやく気づきました。


全角じゃないと開かないんですね。


しかも、直している最中に途中の文が気になり直しだす。


あれですね、掃除の最中にマンガ読んじゃうみたいなやつです。


先に進まない……

 中立都市ファーデン。

 人口は総数、おおよそ千五百万人。


 東の大陸のほぼ中央に位置し、その大きさや人口は東の大陸でも随一だ。

 首都クロイツを中心とし10の衛星都市を含めて中立都市ファーデンと呼ばれている。

衛星都市は時計の様に配置されており、真上からツェーン、右回りに、アインス、ツヴェク、ドラッド、ファーム、ニンフ、ゼロス、スェーベン、アハト、ノンノがある。


 この都市が街の形を作ったのは、おおよそ千年程前だと言われているのだが、はっきりしたことはあまり資料にも残っていない為、よくわかっていないそうだ。


 現在この都市を纏めているのは、商業ギルドによる連合である。


 首都クロイツは小高い山の上にあり、守りやすく、攻めにくい。

 この街の近くには巨大な湖があり、大都市の水事情を賄なっているのだ。

湖から流れる大河は西の港町まで流れており、河川舟運としても活用されている。

湖や大河は、流通の面でも街の繁栄を支えているのだ。


 更に、流れる大河は北西にある大規模な穀倉地帯をも潤し、実りある豊かなこの土地は、街の多くの人口を支えている。



 おっさん達がまだ南のエルフの里をでた頃、レオニアル達はこのファーデンの衛星都市の一つへと到着していた。


 その都市の名前はツェーン。

 

 湖の手前にある街で、穀倉地帯による農業に加え、湖による漁業で栄えている。


「わぁ、あれは海とは違うんですか?」


 カミュがはしゃぐ、彼女の目に映るもの全てが、とても新鮮に見えるのだろう。


「姫様、はしたないですぞ! あんなものはただの大きな水たまりではないですか。しょっぱいかしょっぱくないかの違いしかないじゃろうに……」

ゴードンが嗜める。


 ドワーフは基本、泳ぎが得意ではない。

なぜなら、腹が真っ先に浮いてしまう為、うまく前に進まないのだ。

それゆえか、海だろうが湖だろうが水は苦手なのだ。


 だが彼らにダイエットという概念はない。

そんな時間をとるくらいなら鍛治と酒に全て費やす。

それが彼らの生き方なのだ。



「とりあえずはこの街で一泊し、首都クロイツを目指しましょ」

 梨華は若い頃、各地を回って旅をしていた。

それは東の大陸とて例外ではない。

そうやって神話や伝記を記録してまわっていたのだ。

ここに来るのは久しぶりなので、景色は様変わりしてはいるが。


 街に入る為、門の前で9人は並ぶ。

すると、周りの視線が自ずと集まる。

それはそうだろう、エルフにドワーフ、珍しい全身獣の姿の獣人に加え、ゴーレムに乗った人間までいるのだ。


「目立ってるね〜しょうがないけど」

 アメリアはあまり人の目は気にしてないようだ。

そして、街に入ったら宿を探すように案内エルフ達にお願いする。

そろそろ順番になろうかという時、遠くから早馬が駆けてくる。


「すまんが先に通してくれ! 北のエルフの里が陥落した! 領主様に報告を急いでくれ!」


 それはレオニアル達にとって驚くべき内容なのであった。



表に書いて日数調整を練っているのですが、頭が爆発しそうです。

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