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第46話~宿屋の部屋~

すいません。かなり遅くなりました(__)

俺達四人は部屋に入った。

部屋の中はとても広くて豪華だった。


「本当にすごいな~さすがは王族が泊まる宿屋だな~」

「さぁこちらに座ってくださいですわ」

そして俺とユキとヴァイオレットが座って執事が飲み物を用意して反対側に座った。


「なぜ……二人とも俺の隣なんだ?」

「イヤですわ、たまたまですわよ」

「そうです…竜也様たまたま…偶然です」

「そうか…なら…俺は」

そう竜也が言いかけて執事の隣に行こうとしたらユキとヴァイオレットが恐ろしいぐらいのスピードで竜也の腕を取って離さなかったそして二人を見れば顔はニコニコなのだか眼が笑ってないのだった。

竜也はその無言の圧力に堪忍して黙ってまた座った。



「じゃこのまま話をするか」

「執事、あなたはこのあと冒険者ギルドに行くのかしら?」

「はい。王女様、そのつもりです。そしてギルド長と話をしてから皇国に向けて出発しようかと……そしてもちろん出発する前にその男の部屋を取ります。」



「そうですか。分かりました。お父様達には私は無事で元気にやっていると伝えといてください、話が大きくなるとかえって面倒ですから……」

「分かりました。ユキ様どうか王女様をよろしくお願いいたします。」

「大丈夫です!私だけじゃなく竜也様もいるので間違いが起こるはずがありません!」

とユキは立派なその胸を張りながら言うのだった。



「王女様も私が居ないときには決して男をこの部屋にいれませんようにどうかよろしくお願いいたします。」

「もう…分かりましたですわ。そこまで言わなくても…」

「それを聞いて安心しました。では私はギルドに向かいますのでついでにあなたの泊まる場所にも行きますのであなたはついてきてください。」


「わかったよ、」

そう言って竜也が立とうとしたら二人とも凄く不安な寂しそうな顔をしたので二人の頭を撫でながら安心するように話した。

「大丈夫だよ、またすぐに会えるからさ♪ちょっと少しだけまっててね」

そういうと二人とも可憐な笑顔でうなずくのだった。

「わかりましたわ、ユキと一緒に待っています♪」

「私もヴァイオレットと一緒に待ってます♪」


二人とも可憐な笑顔を浮かべながら惚け顔をしていた。

するとそんな様子を見ていた執事が苛立ちを堪えながら話しかけてきた。


「あの…何回もお伝えしていると思うのですが…王女様に気安く触らないでいただきたい。王女様もこのような男に触れさせないようにお願いいたします…ましてやそのような表情をなさいませぬように……」


と執事が言った瞬間に部屋の温度が急激に下がり圧力が部屋を支配していた。

それはユキとヴァイオレットから出ている物だった……二人とも自分の想い人を悪く言われて憤っているようだ。

その視線を受けた執事は冷や汗がとまらず生きた心地がしなかった



「いくらヴァイオレットの執事とは言え…さすがに我慢の限界だな……」

「ええ…そうですわね…私も自分の執事がここまでとは……」


その尋常じゃない雰囲気に竜也はため息を吐きながら二人の手を引っ張り抱き締めた。

「……つ……!」

「…あっ……!」

二人はビックリしながらも竜也に急に抱き締められた事で微かに声を出して頬を真っ赤にしながら先程までの雰囲気はまったくなくそこには恋する乙女の雰囲気しかなかった。



「二人とも落ち着け、俺のためにそこまで怒ってくれるのは嬉しいが……執事を許してやってくれ」

執事はそれを聞いて誰のせいでこうなったんだと口から出そうだったがそれを飲み込んだ。


「竜也様がそこまで言うのでしたら……」

「竜也が言うのなら致し方ありませんわね……」

竜也が抱き締めながら耳元でそういうのでそれに答えた二人は竜也に抱き締められてるのと耳元で言われたことで顔が普段では考えられない様なほど惚ける表情をしていた。



竜也は二人の返事を聞いて抱き締めてたのを離して二人に向かってありがとう♪と笑顔をむけた。

二人は竜也が離れると凄く名残惜しそうなそれでいて寂しそうな顔をしたのだが……竜也が二人に向かって笑顔でありがとうと言った瞬間二人の顔が一瞬で真っ赤になりボンッ!と音がしそうなほど赤くして俯いていた。多分二人は今の顔はとてもだらしなくなっているので竜也に顔を見せるのが恥ずかしい為に俯いていたのだが……


とうの竜也は良い歳下おっさんが笑顔でありがとうは気持ち悪かったかな?と二人が俯いたのを違う意味に捉えていた。

(しかも…勢いでとはいえ…いきなり手を引っ張って抱き締めたんだ……前の世界だったら良くて嫌われてビンタされるか…最悪は警察につきだされるよな……いっこうに顔をあげてくれないのだが……)


(まさかそこまで嫌だったとは…)

「二人ともゴメンな…そこまで嫌だったとは気付かなくて……」

「「……えっ……」」

と二人ともなんでそんな話しになってるのと竜也を見たのだがとうの竜也はやってしまったと反省しているようだった。


そんな竜也をみて二人は

「な…なんで私達が竜也様に抱き締められて嫌だったと言う話しに?」

「さ…さぁ?ユキの方が悔しいですが…付き合いが長いのですからなぜかわからないのですか?」

「~んそうは言われても…まぁ竜也様は……勘違いをよくなさると言うか……自分の事を卑下に見ているが…」

「あ~それは確かにありますわね~」


と竜也の知らぬところで女子トークがおこなわれていた。

一方…片方を見れば頭を抱えて反省しているのがおり…もう片方を見れば、~んとかきゃっ、きゃっとか聞こえてきそうな女子トークをしていて1人にされて放置されている執事はどうするかと天井を見上げるのだった。



そうして時間が少したって復活した竜也が話した。

「ユキ、ヴァイオレットじゃあ俺は執事と行ってくるから!」

(いや~やっぱりきまずくなったらその場を去るのにかぎるな…)そうして竜也は執事とその部屋をでたのだった。


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