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第34話~竜也達と別れてからの王女①

遅くなりました。

私は二人と別れて兵士とともにダンジョンに向かった。

兵士の中にはさっきの二人の冒険者の話をしながら向かう者もいた

女の方の冒険者は皆、好印象らしい。


可愛いだの、嫁にしたいだの、それを聞いて私は男とは単純な物だなと思った。それに比べて男の方の冒険者の皆の印象は最悪だ。

私が聞く限りひがみや嫉妬があるきもするが…なんなんだあの男はとか王女様にたいしてとかあの女の子の身が危ないとか様々だ。


はぁ~私はため息をついて隣に歩いている執事に声をかけた。

「ねぇあなたはどう思ってるの?」

「わたくしでございますか?そうですね~」

執事は自分の顎の髭を触りながら答えた。

「おそらく女性の方の冒険者の方は中々強いでしょうね。そしてあの男の冒険者に教えをこいてるかもしくは私の用な立場ですかね」


「それは…彼女が彼のメイドか付き人って事?」

「~んむまずは女性の方が男性の方を様付けで呼んでいる事でしょうな、普通の対等な関係では様付けでは呼ばないかと…まぁ身分違いとも考えられますが…」


「奴隷ってことはないの?」

「奴隷ですか…確かに彼女は獣人ですが…あそこまで強い気配があり綺麗な方は見たことがありません。奴隷紋もありませんでしたし」

「そうなのよね~普通は首輪か奴隷紋が手の甲にあるはずなんだけどね。それに私も奴隷だったらあそこまでの奴隷は見たことがないわ」


「となるとわたくしに近いかたちかと」

「なるほどね。それで男の方は?」

「~んむ男の方の冒険者ははかりかねますな。なんと言えばいいのか…強者は確かに気配とかを消したりしますが…あそこまで気配がないというのが信じられません。」


「そこらへんの町人かと思いきやあの剣技…それに…彼の攻撃中々に鋭く正確でした。驚く程のスピードですし…しかも顔色をひとつ変えずにおこなったのですから…それにわたくし達の兵が彼に斬りかかった時王女様がお止めにならなければ全員殺されていたでしょう…」


私はビックリした…まさか…彼は私の兵士と知っていたのに?と…

「さすがにそれは…あのお茶をした雰囲気からはとても…」

「でしょうな…ですからわかりかねますし…恐ろしいのです。」

私はビックリした…それは私の執事が震えて冷や汗を流しているからだ。私の執事なだけあって実力は高くそれをはなにかけずに相手をみるから…そこを私のお父様は気に入ってやとったのだけど…


その執事のこんな姿は今まで1度も見たことがないわ。

私のお父様にお会いしたときも冷静だったのに…

「ねぇ…私ってひょっとして…とんでもないかたに助けてもらったのかしら?それか私の態度が悪いとかで斬られたりしてたかしら」


「いえいえ…それはないでしょう。彼があなたを見る目はあの女の冒険者を見るときと同じ用な優しい目でしたからな。」

「そ…そう…それならいいのだけれど…」

私は執事の話を聞いて恐ろしさよりもあの人が私の事をあの隣にいた女の冒険者と同じ目で見られていたことに嬉しさと恥ずかしさがでて少し顔が熱くなった。


「まぁ彼らがわたくし達と同じダンジョンに向かってそこにいるかと思うと安心できますな。」

「そうね…でも上には上がいるのね」

「そうですね、わたくしも長いこと生きてますけどあそこまでの強者には会ったことがありませんね。そこが知れないというのはなんとも恐ろしくも危なくもありますな。国同士が取り合いの戦争やら戦略を企てるかもしれません。」


「まさか…その国の中には私達の国は入ってませんよね?」

「さぁ~どうでしょうか王女様の父ぎみは強者を好みますからな~わたくしもそれで雇われたわけですし…他の国に取られるならと…なにやら模索するかもしれませんな」


私は…それはいくらなんでもないと言おうとしてふと考えると私のお父様ならやりかねないと内心思った。

「私からお父様に言っておくわ。絶体に関わらないで…と。」

「そうですな…その時はわたくしもご一緒にお話しさせてもらいます。わたくしも命は無駄にしたくないてすので…彼らに敵対するならまだ国を相手にした方がいいですね…」あはは。あはは。

二人は目と目があい二人して苦笑いをしたのだった。


そうして歩いているとダンジョンの入り口についた。

私が周りを見渡てると…

「王女様どうかなさいましたか?」

執事が聞いてきたので…

「いえ、あの二人の冒険者の姿がないかと…」

「そうですね…周りをみてもいなさそうですし…あのお二人の男の方はわかりませんが…女の方の冒険者の気配は強いのでいればわかるのですが…気配もありませんのでもうダンジョンの中に入ったかそれかまだついてないのでは?」


「そうですか…」

私はガッカリしました。せっかく会って一緒にダンジョンを探索できると思ったのに…私がガッカリしたのを知ってか執事が…

「なに、先にダンジョンに入ったか後から来るにしてもすぐにダンジョン内で会えるでしょう。あの二人の冒険者は中々に強いですから…すぐにわかるかと」


「そうね…とりあえず行けるところまで行くわよ!」

「かしこまりました。」


その再会は意外な形で訪れるのだが本人たちはもちろん

誰もそれをまだ知らないのであった。





また何話か王女の話になりそうです。

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