第1話。巻き込まれた先で……①
長くなったので何回かにわけます!
(んっん~)俺は目を覚ました。
(なんだ。知らない天井だ)
とお決まりな事を言って夢かと思いまた目を閉じると。
(あの~すいませ~ん)
何やら綺麗とも可愛いいとも言える声が聞こえてきた。
その声が気になり体を起こして声の方を見た。
そこには、この世のものとは思えないような凄く美人な綺麗な人がいた。スタイルが凄くよくて着てる服がまたそのわがままボディを強調してる。あっ!その綺麗な人が若干引いてる感がする。汗
しまった!あまりにも良いものだったので凝視してた!
ここは普通に話題を…(あの~どちらさんで?てか……ここは?)
よしっ!ナイス俺!上手く切り出せた。(汗)
(あっ。はいっ!すいません。ここは神の住む所?ですかね)
あぁなんか凄い笑顔で凄い事言われたんだが…やっぱりそういう事なのか?こういうのはよく小説とかで読んだりしてるから知ってるけど…俺は死んだのか?(え~とその事なんですけど…)
んっ?なんか目の前の女神?みたいな人が言いにくそうにしてるぞなんだ?(実は…すいませんっ!えっと隣の人と間違えてこちらに連れてきたようで……)(てへっペロッ)えっなんか今さらっととんでもないことを言ったような…てかてへっペロッて可愛いいからせめられないのだが……それで誤魔化すか普通!まぁいいや取り合えず話を聞こう!それから話を聞くとどうやら間違えたお詫びに異世界に転移してくれるそうだ。しかも色々とチート付きで。
(ならその前に頼みがあります……)(はいっ♪何でしょうか?)
(その~俺が居た世界での俺の存在を消してください!それから俺には妻と子供が居たんですけど…妻には幸せになって欲しいので必ず幸せになるようにと子供は俺が存在を消したら子供も消えるけどその妻と新しい男の間にもう一度生まれさせてあげてください!お願いします!)俺は土下座をしながら頼んだ。(そして子供も幸せになるようにお願いします!)ってあれ?返事が中々ないと思って見たら唖然としてた綺麗な人がそういう顔ってしても綺麗なんだなと思っていると……(はっ!すいませんっ!あまりにも突然の事で…理由を聞いても良いですか?)(あっ…えっと…それは…)
俺は大体のいきさつを話した。どうしてそういうふうに考えたのかとかこれまでに感じたこととか。そうしてると何故だか女神が泣いていた。(うっ…うっ…そうだったんですね…)俺はあわててポケットからハンカチを取りだして女神の涙を拭いた(そんなに泣くと綺麗で可愛いい顔が台無しですよ)その瞬間女神がものすごいスピードで顔をあげて離れて何やらぶつぶつと言ってるが顔が若干赤いような気がするけど……まさかな…そんなテンプレこんな所で起こっても困るんだが(汗)あっ!元に戻った。(すいません。ちょっと取り乱しました。)(いえいえ気になさらずに)(その願いなんですが叶える事は出来るのですがただ叶えるだけだと世界のバランスがおかしくなってしまうのでその幸せの分の何かをしないと…)ようは幸せの反対に不幸があるように世界はバランスを保ってると。
まぁ確かに願いには代償が付き物だよな~。まぁ其処んところもちゃんと考えてるんだが…(あの~そのバランス何ですけど彼女たちが何か願いをしたときに叶えたりするのに俺に凄い激痛が襲うってのはどうでしょうか?)(…………)(勿論苦しみもその願いの大きさによって変わってそれを受けるかどうかを決めて無事にその激痛を受けたら願いが叶うって感じで……)やけに無言なんだが…汗
(わかりました!ではそれでいきましょう!ですがいいですか?)
(その激痛も生半可な物じゃないですよ?世界のありとあらゆる拷問を受けたりと言ったら切りがないぐらいです…それでも…本当に…いいんですね?)(はいっ!覚悟はとっくにもう出来てます!)
これが俺があの二人にしてやれる唯一の罪滅ぼしなんだ……
中々な展開ですがどうぞお付き合いを(>_<)