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第25話~国王と騎士団長の企み?

タツヤが城を出てからの国王のさわりになります。

ワシは1人自室で書類に目を通していた。

あの…ろくでなし……ゴホン…恩知らず…ゴホン…うむ…なんと言えば…


いいかはわからぬが……ワシの可愛い娘の優しさに漬け込み追っ手からに……どうやらこの報告書によると約束は守っておるようじゃな。



しかし我が娘にも困ったものだ……あれが城を出てからというもの…ときたまなにやら考えてボーとしたり……勇者の女どもとワシの目に触れないようになにやらやり取りをしているかと思えば……



いざ聞いてみるとはぐらかされる始末……うむ…頭が痛いものだ……

あの…恥知らず…ゴホン…アイツとはこの報告書によると連絡はとってないようだが……



それに比べてあの勇者の男どもはなんとも扱いやすいものだ。

アイツが旅をしたいから城から出ていったと言った時は凄く嬉しがっていたな~怪しむそぶりなどこれぽっちもみせないし



それに比べて女の勇者の方は聞いた瞬間何やら言いたそうにしていたり……ワシの娘の側におるものはワシの娘に聞いたりしていたしな……



いやぁ…ワシの娘に聞かれたときは正直あせったがな……

何を言うのかと……まぁ心配したのがアホらしかったが……


聞かれたもの以外にも聞こえるようにワシの娘は王様の言ったとおりです……と言っていたが……終始うつ向いていたからな……



優しいワシの娘の事だ……どうせまだアイツの事を気にしていたのだろう……アイツが悪いのであってお前は悪くないと言うのに……



今もまだ気にしているようだが……速くアイツの事は忘れて勇者の誰かと恋仲にでもなれないものか……勇者の男どもも同じ勇者の女達と恋仲になればもう少し女の方も扱いが楽なのだが……



うむ…考えていても仕方ないか……

そうしているとドアがノックされた。


(こんこん)(失礼します、陛下)

やって来たのは騎士団長だった。

(おぉまっておったぞ!)

(よくきてくれた)(ハッ!そして此度のご用は?)



(うむ……勇者の達の事なんだが……どうだ?)

(結構使えるようにはなったか?)


(はい。さすがは勇者達です、中々の上達ぶりです)

(そうか……ではまたダンジョンにでも潜らせるか……)

(それはそうと…どうだ?勇者達の仲は?)


(はぁ…なんといいますか…仲が悪いと言うまではいかないのですが……陛下に言われた通りにここぞとばかしに仲を深めるようにしているのですが……男のほうは……積極的というか……乗り気なのですが……何分…女の方が……全然でして……)



(なに…?何故だ?!お前達騎士団には勇者の男達の有能さを

 女達に自然とわからせるように言ったつもりだが……)

(もちろん…ワシの娘にもな……)



(はい…それは……重々承知なのですが……なにやらあの勇者に巻き込まれた物が城を出てからというものどうも……王女様と団結してまして……)



(私達からは……さすがに王女様に強く言うわけにもいかずかといって露骨にやり過ぎますと疑われますし……どうやら王女様だけではなくて……女の勇者達の方にも何人かあの城から出ていった物を好いていた物がいたようで……)



(なにを…バカな事を言っているのだ!!)

王様は机をたたいた。(ダンッ!)



(この今ワシが目を通していた部下に調べさせた報告書を読んでいたが……ワシの娘や勇者の女達がアイツと連絡をとったそぶりもなければ……好いていたと言う報告は一切上がってきてないぞ!!)



(しかも………ワシの娘に限ってあのようなやつに惚れるなど片腹痛いわ!勇者の女達ならばわからないが……いや……勇者の女達もないな……なにせ歳が離れすぎているではないか……)



(なにを根拠にそのような事を言っているのだ!!)


こうなってはもう騎士団長がなにを言っても無駄だった。

しかし騎士団長は何かないかと考えていた。


(しかし陛下、実際に姫様や勇者の女達を見ていると勇者の男達は眼中にないようで……女達を世話している侍女にそれとなく探りをいれるも……先ほど申し上げた巻き込まれた男を好いていたという情報を得るので精一杯でして……)



(どうやら姫様や勇者の女達は情報の統制を徹底しているようで)

(うむ……さすがワシの娘だ……よくわかっておる。)

(陛下、感心しても……状況はよくならないかと……)

(ええい!わかっておるわ!…………んっ!)



(まさかと思うが……ワシの娘や勇者の女達は年上が好きとかいうやつか?!)

!!?!?!!(なんと!?さすがは陛下!)

(私はまったく気付きませんでした。さすがは陛下!)



(うむ……そうと決まれば話しは早いな……早速騎士団の奴らを勇者の女達に差し向けよう……だが……まさか…年上が好きとは……)


(陛下、恐れながら……勇者の女達は…陛下も可能かと。)

(なに?!ワシもだと!?うむ……確かに…可能ならば……)

(より多くの女が妊娠すれば我が国の国力も安泰よな。)



(しかし……問題は我が娘だな……)

(そこはなんとかなるでしょう……陛下、姫様は皆に大変人気があるので上手くいけば誰かと……)

(うむ……そうだな……ワシも頑張って若い娘を妻とするかな。)


(いや~異国の女とかこれまた楽しみやな……騎士団長)

(はいっ、左様ですな……陛下)



こうして国王と騎士団長らの企みが始まったのだった。




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