第15話~常闇の森~盗賊討伐~
少し長くなりました。
俺は、朝方に起きていつもの日課をやって部屋を出た。
今日はギルドの依頼をこなしに行くか!歩きながら串焼きを5本買ってちょうど食べ終わった時にギルドについた。俺は、依頼の貼ってあるボードに行って討伐依頼と採取依頼を受けて街をでた。今から向かうのは常闇の森と呼ばれる朝でも暗く底無し沼などもある所らしい。見渡す限りの平野をしばらく歩くと常闇の森が見えてきた。討伐はゴブリンの討伐で採取は薬草系の採取だ。スキルを使えば何処にゴブリンがいるかとか薬草や毒草や草の見分けも付くからチート様々である。と思っているとかなり奥まで来たようだ……森があけ馬車道にでたのだ……まぁこの辺で戻るかと思っていると……何処からか争う声や武器同士がぶつかる音が聞こえてきたと思うと悲鳴付きである。(は~…)俺はため息を吐いた。(だってあからさまにテンプレだろ…絶対テンプレだよね…)(~んどうしようかな~せめてさっきの悲鳴が綺麗な声か可愛らしい声だったらな~因みにさっき聞こえてきた悲鳴は野太いおっさんの悲鳴だった。なにが悲しくておっさんの悲鳴を聞かなきゃならんのだ……俺は聖人君子でもないから…ほかっといてもいいんだけど……助けたらなんかしてもらえるかな?ありきたりなのが奴隷商人で助けたお礼に安くするってやつか…奴隷…必要性を感じないんだが…でも…やっぱり異世界といったら…奴隷だよな~しょうがない…行くか!)とここまでの思考を並列思考などを使って30秒ぐらいで考えて走って行ったのである。そうしてると見えた景色には、やはり盗賊っぽいのに囲まれた馬車とその側に小太りなおっさん。(多分このおっさんが奴隷商人か。まっ多分じゃなくても神眼で確認したら合ってるし。馬車の中にも奴隷がいるな。周りで戦ってるやつが護衛に雇われた冒険者か。でも冒険者と護衛の数がな…護衛が5人なのに盗賊が30人か…)あっ悩んでる間に護衛が最後の一人になった。しかもやられかけている。しょうがないな…俺は瞬地で奴隷商人の前にでた。いきなり現れた俺に驚いてるなか俺は奴隷商人に聞いた。
(見たところ襲われてるらしいが助けはいるか?)しばらくボーッとしてた奴隷商人がはっと気付き(あぁ!助けてくれ!このとおりだ!)と頭を下げてきたので(わかった。そこにいろ)そういって盗賊に向き合った。盗賊たちは来たのが一人だとわかった途端嘲笑い始めた。(おい!に~ちゃん悪いことは言わねぇからそこどきな)(あ~早くどいたほうがいいぞ)(そうそう♪この人数がわかんないのか?それとも数がかぞえられねぇか?(笑))(あははははは(笑)違いねぇ(笑))(あははははは(笑))いやぁさすがにここまで小物感出されると萎えるな…そう考えて黙ってた俺を見て冒険者が何を勘違いしたか(俺が囮になるから商人を連れて逃げてくれ)って言ってる。は~…盗賊が盗賊ならこの冒険者も冒険者か…なんでそんなに頭が弱いんだ?まぁいいやそろそろめんどくさいしうっとうしくなってきたから片付けますか!俺は瞬光を使って頭っぽいやつ以外のやつの頭を切り飛ばした。一瞬に29人の頭が体からサヨナラしたのを見てみんな固まっている。俺はその間に残った一人にスタンという俺が作った制圧用の魔法で麻痺にさして動けなくした。その間わずか1秒。並列思考とかを使ってるからといって我ながら人間離れしてるよな~…と片付けが終わったので商人の方へ行くと。(はっ!ありがとうございます!なんとお礼を言えばいいのか…私は街で奴隷商人をやっているものでしてもしよろしかったら私の店にいらっしゃってください!安くしときますので!)とやっぱりなと思いながらもいつまでも土下座をしながらいってくる奴隷商人をたたせて。いきなり土下座だもんな~…そっちの方がビックリするわ。冒険者を見ると尻餅を付きながら失禁していた……うん…まぁ…頑張れ…明日はあるさ!とわけわからないことを言って気にしないようにした。だってなにが悲しくて男の失禁シーンなんか見ないといかんのだ!そうして俺は行こうとしたら奴隷商人が再び土下座をして(お願いします!街まで一緒に行ってください!)といいだしたのだ俺はしょうがないと思い麻痺させた盗賊を担いで街に向かった。まぁ討伐と採取の依頼はクリアしてるからいっか。その後を冒険者は追従するのだった…。俺は門のところまで行くと説明を商人に任せて盗賊も引き渡した。残りの死体も確認したいらしく案内を冒険者に行かせた。なんか盗賊を討伐したので報償金がでるというのでギルドに送っといてと頼んだ。そして商人と近いうちに顔を出すと行って別れてギルドに向かった。ギルドに行きいつもの用に換金してもらった。なんでも盗賊の報償金は時間が少しかかるとのことだったので分かりましたと言ってギルドを後にした。俺は宿屋に戻り飯を食べていつもの日課をして体を拭いて寝た。
読みにくかったらごめんなさいm(__)m