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第15話 無為無能の傍観

 窓の外は酷い雨で、照明はあれど薄暗い更衣室は男達の熱気も相まってじめじめと蒸れていた。午前のトレーニングが終わって皆が皆、気持ちわりぃ気持ちわりぃと不満を言ちて着替え、それは俺も例外でなく…、

「あ゛ー…クッソあっつ…誰か氷…氷よこせコラァ…」

 寧ろ1番機嫌を損ねていた。ジャックも同調して「アイス食いてぇ」とブー垂れるが、ルイは俺達を見て溜め息をつきながら手早く着替え終わっていた。

「2人ともさっさと出るぞ。文句言ってないで着替えろ」

「イエッサー…つーかルイ、先に外出て待ってろよ。すぐ追いつくから」

「ん、そうする。早く来いよ」

 俺は少し手を早めて言い返し、ルイは頷いてすぐドアへ向かった。着替え終わって体操着袋を担いで出ていこうとすると、今更急ぎ始めたジャックが、

「あっ、レムお前置いてく気か!?こんなむさ苦しいとこに置いてくのか!」

 と服を掴みに掛かった。こんな場所で待ってやる気は無いのでヒョイッと避け、「外で待っててやるよ」と告げて行きルイと合流した。ルイにその事を話すと呆れ顔で鼻で笑っていた。

 ジャックが何をもたついているのかなかなか出てこないので、ルイは俺に顔を寄せて雑談を始めた。ただ、その表情が好奇心満々で楽しそうなので、何を話そうとしているのか言われる前に気づいていた。…今週の生徒の話題はこれで持ちきりだからだ。

「なぁ、レムはどう思う?こないだのゴーレム事件のこと。…学校の外までゴーレムが逃げ出して、一般人まで死んでるんだぜ。そうじゃなくても1年生が死んでるっていうのに、校長先生や全教員がお咎め無し、アムラハン城から学校に兵が視察に来ただけなんて出来すぎてると思わないか?…何か裏あるんじゃないか、この事件」

「…裏も何も、ここは世界で唯一、魔物に対抗する兵力を輩出する施設なんだぞ。その信用が揺らいだら酷い騒動になるって眼に見えてるんだ。丸く納めて隠蔽するのなんか当然で、そのために国が…城側が協力してくるのだって考えられない話じゃない」

「ホントにそれだけかな?…だって、2年の先輩に聞いたけどさ、ゴーレムって命令が無い限り勝手に動いたりしないんだよ。…つまり、誰かが意図的に操作したってことじゃないか。…これが事故って言えるのか?」

「だからって何でそう、お前らは陰謀説ばかり唱えるんだよ?誰かが間違って命令して、それを放置してしまったとか、…色々他に発想のしようもあるだろうに…」

 ルイは眼をキラキラ輝かせて、聞いてもいない持論を唱え続ける。…ルイだけじゃない。男子生徒の殆どがこんな風にあの事件を面白く解釈して吹聴して回っている。…死人が出たって言うのに、誰も悲しい顔などしていない。真面目な口調で、ただ楽しそうに話題にするだけだった。

 …まぁ、ブレない奴もいるんだがな。

「おーっす、お待たお待たー…って、まーたその話かよ、ルイ。飽きねぇなー、お前」

 そのブレない奴がこいつ、ジャックだ。やっと更衣室を出てきたジャックはルイを鼻で笑って体操着袋を振り回しながら現れた。その後ろからリードと他にも数人出てきたが、リードは俺と眼が合うとニコッと微笑んでそのまま去っていった。

 …つーか、こいつら互いに鼻で笑い合ってらっしゃる。仲がよろしいことで何より。ルイは腰に手を当てて口を尖らせながら首を傾げた。

「お前は気にならないか?あれだけのことがあったのに」

「お前のそれは『気になる』って言うんじゃねぇよ、『面白がる』っつーんだよ。…それよか、聞いてくれ!一気に女子とお近づきになる良い案を思い付いたんだ!」

 ルイを押し退ける勢いで俺に詰め寄ったジャックは、鼻息を荒くしてはしゃぎ出した。ルイはムッと眉を寄せたが、『女子とお近づき』と聞いて興味をそそられたらしく目尻をピクッと震わせて振り向いた。

「良い案ねぇ…」

 これまた馬鹿みたいな案だろうなと鼻で笑いつつ、その先を促す。…俺も知らない所で2人に嗤われているのだろうか。3人で嗤い合ってりゃ世話ないな。

「まぁ聞けよ!いいか?…先週のあれっきり、勢い付いてる男子と対称に女子の殆どは元気が無くなってるんだ。理由は簡単、亡くなった生徒は女子が主で、結束があった女子達には精神的なダメージがデカかったからだ。…そしてもう1つ、ろくに将来も見据えず今回の事件を単なるイベント扱いしかしない男子とは違って、女子達はその内やらなきゃならない『戦闘』に対する実感と恐怖で夜も眠れなくなってるのさ」

 黙って聞いていた俺とルイに、妄想も大概にしろよという空気でも感じたのか、ジャックは「言っとくが俺の主観じゃないぜ?」と胸を張った。

「我らが1年男子を代表するモテの最高峰、リード・I・ベトル様から聞き出した紛れも無い事実だ!実際にそれでリード先生にすり寄っていった女子までいるって話なんだから間違いないだろ?今やそれでリード先生は4クラスの半数以上の女子を手玉に取っていらっしゃるんだ、俺達だってそれに倣えば上手くいくはずだ!そしてモテ男の称号を奪い取りリードの野郎を最下層に引き摺り下ろしてやる!あの野郎『必死そうだね、きっと君にもいい子が現れるよ』とか上から物言いやがって調子に乗るなよ優男!」

「「尊敬してんのか恨んでるのかどっちなんだよ」」

 両手をワキワキと怒りに震わせるジャックに、俺もルイも呆れ果てて苦笑いしていた。

 …しかし、ジャックの話が本当なら、ゴーレムの暴走があってすぐロベリアが告白してきたのも頷ける。ロベリアも恐怖心を拭いたくなって、それで以前から好意を寄せていた俺に寄り掛かりたくなったのだろう。…あぁ、何だか気が重くなった。

「要するに吊り橋効果ってやつだよ。いろんなことに怯える可哀想な女子…っつーかメーティスを元気付けて、一気に距離を縮めるのさ!まさに一石二鳥!」

 得意になっているジャックに「ゲスくないか、それ」と目を細くしているルイ。その2人を眺めて思い出し、俺は割って入って助言した。

「好きにやればいいけどな、とりあえず今日明日はメーティスに構ってやらない方がいいぜ。あいつちょっと調子悪いから」

「えっ、マジで?…あー、そういや今日のトレーニング見学してたもんな。クリスティーネと一緒に。…2人揃って腹でも壊したのか?」

「まぁ、そんな所だ」

 メーティスは2日目だからだ、などとは死んでも口にしない。…一緒に暮らしていれば嫌でもそうした情報が入ってくる。…クリスに関しては込み入った事情があるが、来週まで他の生徒には言わないことになっている。…無駄に騒ぎになっても困るからな。

 などと噂していると、当の本人達が女子更衣室から歩いてきた。この世の終わりみたいな顔をして腹を押さえているメーティスを気遣いながら、クリスは「大変ねぇ」と背中を擦って足を揃えていた。2人の会話の前後は分からないが、その様子を見ていれば何の話かは想像がつく。

 …勇者の血筋には生理が来ないのだろうか。クリスが他人事のようにメーティスを介抱する様子を何度か眼にして、そんな疑問が頭に浮かんだ。

「メーティス、辛いなら午後は保健室行ったらどうだ?無理してもいいこと無いぜ」

 デリカシーの欠片も無いジャックは通り過ぎたメーティスにそんな声を掛け、メーティスは青白い顔で愛想笑いして、「あっ、うん…」と適当な返事をした。そのまま女子2人をぼーっと見送って、ジャックとルイは唐突に不思議そうな顔をして俺を見た。

「なぁ、今これ、誰を待ってるんだ?」

「俺も、ジャックが来てもレムが動かないから、あの2人を待ってるんだと思ってた」

 ジャック、ルイと順に訊ね、誰も待ってないなら行こう、と続いた。…って言うか、お前らはあの2人と一緒に飯食いたかったのかよ。…まぁ食いたかったんだろうな。

「いや、お前らは先に行ってろよ。俺は先客がいるんだ」

「先客って?」

 ルイが一層首を捻って訊き、「女子か!?」とジャックが胸ぐらを掴みそうに食い付いた。俺は顎を体育館の出入口に振って、

「誰でもいいだろ?いいから行けよ」

 と追い払おうとした。しかし2人は追及を続け、とうとう女子更衣室からお相手が現れてしまった。

「…レムくん、…お、お待た…せ」

 恥ずかしそうにニヤついたロベリアは、頬を染めて上目に俺を見つめながら傍に近づいた。ロベリアはジャックとルイを見ると、更に顔を赤くして俺の後ろに隠れてしまう。ルイは楽しそうにうんうん頷き「へぇ…」と俺を見て、ジャックは殺意を込めた視線を向けて額に血管を浮かせていた。

「レムてめぇ何抜け駆けしてんだよ…。結局お前もリード側かよ…。…あーあー、そうかよ。上等だよてめぇ、そっちがその気なら俺らも受けて立つってんだよ…。今日中にメーティスと距離縮めてお前らよりイチャイチャしてやるぞオラァ!来週にはダブルデートさせてやらぁ!首洗って待ってろデカ○ンがぁぁああああああ!!うわぁぁぁああああああ!!」

 半泣きのままルイを連れて、ジャックは走り去っていった。…まぁ、何だ。強く生きろ、ジャック。


「いただきます」

 ロベリアは両手を合わせ丁寧に唱えると、チラッと俺を見た。俺も同じように合掌すると、ロベリアは笑って一緒に食べ始めた。…こうした随所での礼儀がロベリアの長所だ。その姿勢はきっと、子供の間ではフランクさに欠けて近寄りがたいものになってしまうのだろうが、だからと言って損なうべきものではない。ロベリアは胸を張っていいと、俺はそう思っている。

 顔立ちだって上の上…クリスのような異次元レベルの美形とまでは行かないまでも、男なら誰もが羨ましがるであろう容姿だ。声も可愛いし、スタイルもいい。…見れば見る程、俺には勿体無い相手なのだろうと思えてくる。

 …それにも関わらず、俺は未だ彼女に恋い焦がれもしなければ欲情もしない。…寧ろ出会ったばかりの頃の方が、彼女の好意に気づけないでいた頃の方が心を揺り動かされていたのではないかと思われる程だ。…自分でも本当に、ロベリアの何処に不満があって恋愛感情を抱けないのか甚だ疑問である。

「ねぇ、レムくん」

 静かに食事していると、ふとロベリアが顔を上げて笑い掛けた。俺も手を止めて「うん?」と顔を向け、水を飲みながら耳を傾けた。

「クリスティーネさん、何処か怪我したの?」

「おっ?何故に?」

「え、だって、…今週に入ってからずっとトレーニングの授業だけ見学してるし…。メーティスさんは、…、だけど。…この前のゴーレムのことで、やっぱり怪我したのかなって。…レムくんも前に怪我してたから、そう思っちゃって」

 ロベリアは徐々に俯いて告げ、その言葉は萎んでいく。…クリスが今週、トレーニングに参加しないのは、怪我をしているからではない。そもそもあいつは、怪我してもHPがある限り一瞬で回復できる。…逆にHPが尽きたら、おそらく魔人と同様に少しでも傷を負うと死んでしまうのだと思われる。だから怪我が身体に残ることはない。

 クリスは超人だ。そんなクリスが人間と一緒に運動や組み手をするのは、本来は人間にとって危険極まりないことなのだ。クリスが自分の力をよく理解していて手加減を徹底していたためにギリギリの一線で繋ぎ留めていたというだけの状況であり、何かあれば教員側はすぐにでもクリスに見学させるつもりでいたらしい。

 今まではクリスを普通の生徒として扱うため、そうして他の生徒との溝を生まないためにトレーニングに参加させていたのだが、勇者の末裔であると伝えられたことでその必要が無くなったのだ。来週にはクリスはトレーニングの授業時間に戦闘訓練をさせられることになり、今週はその際の指導員と協力する生徒の選別の期間となる。

 聞くに、2年生の最優等生2人が訓練の協力者になると云う。ただ、これらのことは、それが明らかとなる来週までは他言無用となっていた。当然、ロベリアにも内緒である。

 頬杖をついて言い訳を考えたが、特に浮かんでこなかった。…まぁ、来週には分かることだし適当に返していればいいだろう。

「あー…、それか。…ま、来週には分かると思うぜ。俺からは何も教えられん」

「……そう、なの?…レムくんがそう言うなら、…うん、訊かない」

「おう、そうしてもらえると助かる」

 ロベリアはじっと俺の目を見つめ、微笑んで俺の左手へと視線を落とす。左手の甲には今や包帯もガーゼも無い。分厚く縦長の瘡蓋かさぶたが、端から少し捲れている。下手に触れると瘡蓋が剥がれ、じゅくじゅくとした傷口が顔を出して激痛を覚えることだろう。風呂の後は瘡蓋が柔くなるので、いつも細心の注意を払っていたりする。

「…手、今もまだ痛い?平気?」

 優しく囁くその声音に、ロベリアが自分の彼女なのだという感覚がくっきりと押し寄せた。俺はヒラヒラと左手を振って笑い、

「もうちょいで治るかな。ひょっとすると痕が残るかもしれないけど、ま、それは仕方ないな」

「そっか。…助けた女の子も、責任感じちゃってるよね…きっと…」

「…あぁ…まぁ…」

 …一応、シノアとの文通は続いている。火曜日にちゃんと返事が来たのだ。その真意を読み取りたくて何度も読み返し、返事を書いている内にその内容を暗記してしまった。とりあえずはこれからも友達として仲良くやっていこうと云うことになっている。俺にもう少し恋愛経験があればシノアの言わんとすることを正しく理解できるのだろうが、今の俺にはその文面のまま、今までの関係を続けられるということしか分からない。

 ロベリアは俺の顔を覗き込み、「…また暗い顔」と眉をハの字にした。「そんなことは…」と首を振って食事を再開するも、ロベリアはまた俺に笑って話し掛けた。

「週末、どうしよっか?…どっちの部屋も人がいるし、会うとしたら外出しなきゃいけないよね。…私は公園とか、広場とか…お金を使わないでゆっくり過ごしたいかなって…。会う度にお金使っちゃうと良くないよね」

 頬を染めて遊ぶ予定を相談するロベリアを、俺だけが冷めた想いで、笑みだけ向けて相手した。…俺なんかと毎週会って、何になると言うのだろうか。恋人として付き合っていくつもりではあるし、こんな風に思ってしまうのも心苦しいのだが、やはり俺には正常な恋愛感情が欠落しているらしかった。

 早くこの子を好きになってあげたいと、そんな酷く屈折した想いを胸の内で廻らせていた。


「――よって、『ウィンド』とは、風の縄で敵を絡め、約50秒の間動きを鈍らせる用途となります。『ブレイド』は2倍に強化されたその能力に加え、突風を刃のように変化させ斬り刻むことが出来ますが、この際のダメージはHP20分に固定されます。これは、その風の刃の斬れ味が非常に高く研ぎ澄まされおり、防御力に関わらず常に一定の傷を負わせるためです。風魔法は魔人においてその使用者が炎、氷属性に比べて少なく、これら2種しか見つかっておりません。このため『ウィンド』は初級、『ブレイド』は上級魔法とされています」

 午後からはエラルドによる黒魔法学の授業。タンタンとチョークが黒板を打つ音、そして生徒が必死にそれを書き取るペンの音の中、俺はぼんやりそれに従いつつ引き出したシノアの手紙を机の上に広げて見ていた。…メーティスはジャックの助言通り保健室に休みに行ったので、隣から注意される心配も無かった。



レムリアド・ベルフラント様へ


 お返事ありがとうございます。私も毎週、レムリアドさんからの便りを楽しく拝見させて頂いています。

 傷の具合はどうですか?大事無ければ幸いです。私のために傷付けてしまったことが、今も私には耐え難く、大いに責任を感じています。ですが、それとは別に、私はレムリアドさんと仲良くなれたことが本当に嬉しかったです。

 日曜日にお2人からお聞きしましたが、恋人さんが出来たそうですね。おめでとうございます。お相手がいらっしゃったのに、こうして文通などして、あらぬ誤解を恋人さんに与えてしまっていたのでしたら、とんだご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。

 私としてもこうして親しく出来る同年代の方というのは初めてなので、少し気持ちが高まってしまっていたことも否めません。レムリアドさんとの交流が、私にとっては何にも替えがたい程に楽しいものでした。

 この手紙にレムリアドさんからのお返事が無ければ、これきりで文通はおしまいにしたいと思います。その方が恋人同士に水を差しませんし、当たり前の選択かと思います。

 しかし、本当に厚かましいのですが、私はレムリアドさんとは文通を続けたいです。もしご迷惑でなければ、これからもよろしくお願いします。


             シノア・サクレピオス



 …まぁ、なるようにしかならないのだろうか。返事は書いた。友達として続けたいと、そうシノアに伝えたのだ。もしこれをロベリアに打ち明けたとして、ロベリアは何を思うか。…上手く伝える努力をしなくてはならないだろう。シノアにも言えることだが、可能な限り彼女らに対して誠実でなくてはならない。

 とにかく、近い内にまた顔を合わせておこうかと思う。…それで拒絶されたなら、俺は甘んじて拒絶を受け取ろう。全ては俺の我が儘のせいなのだから。

 …これで『誠実に』などと、本当に馬鹿らしい。

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