タイタニック号狂想曲
僕の名前は、理不尽太郎 さだまさしの曲では“償い”がお気に入りの50代のサラリーマンだ。
夕食後、家族でソファーに座り映画[タイタニック]を鑑賞する。
まるでベッドのような大画面のテレビに、こだわりの音響システム
幸せな家族の形が、ここにあると確信する瞬間だ!
「そう言えば、この映画はみどりさんと初めて見に行った映画だよね~」
「そうだね、娘ちゃんがお腹にいて生まれてからじゃ映画なんか見に行けないからって……」
「あの頃は、ボロアパートに軽自動車、テレビなんか14型のカチャカチャダイヤル式のだった。
洗濯機も2層式でお風呂もガスで点火して沸かすやつだったよね そしてみどりさんは美しかった。」
「もう30年も前だからね」
「それが今では、戸建て住宅に高級車、テレビなんか75型で全録機能付き
洗濯機は乾燥まで全自動のドラム式でお風呂は24時間適温の自動洗浄機能付き……
すごい進化だよね~ 進化していないのは、みどりさんだけだね」
“ぷっつん”
タイタニック号が氷山に突っ込む音と同時に
なにかが切れる音を確かに聞いた娘ちゃんと息子くん
「今からでも、20代の娘さんを捕まえなさいよ 自動的にボロアパートに軽自動車の生活に戻れるわよ!」
「「父さんは、いつも一言が余計なんだよね〜〜」」
ため息をつく、娘ちゃんと息子くん
笑っちゃったら、いいね!お願いしますm(_ _)m




