3度目の離婚狂想曲
マイ·ネーム·イズ リーフ·ジン·タロー 銃はぶら下げているが、弾は入っちゃいない平和主義なガンマンだ。
今日は酒場で、3人目の嫁さんに逃げられたジョージの話を肴に飲んでるところだ。
「今回は、ずいぶんと逃げられるのが早かったな?」
赤鼻のボブがストレートに切り出す。
「逃げられたんじゃないぜ、こっちから別れたんだ!」
「今までも、そう言ってたが、なにがあったか話してみろよ」
「まずな、亭主が疲れて帰ったのに、壁にあいた穴を風が入って寒いから塞いでくれって言いやがるんだよ
それで俺は“左官屋”じゃねぇって言ってやったんだよ」
「なるほどな~ そんなことで別れたのか?」
「いや 次の日にはドアが軋むから直してくれって言いやがるんだよ それで俺は“大工”じゃねぇって
言ってやったんだよ」
「なるほど、それで別れたわけか?」
「いや、それがな次の日に帰ったら、壁もドアも綺麗に直ってるんだよ 理由を聞いたら隣の旦那が直してくれた
って言うんだよ」
「それで、いくら払ったんだよ?」
「俺もそう聞いたらな 金じゃなくて、ケーキを焼いてくれるか、ベッドでいいことするかって言われたらしいんだ。」
「スケベな野郎だな それで?お前の嫁は何味のケーキを焼いたんだ?」
「俺もそう聞いたらな、わたしは“ケーキ屋”じゃないって言われたよ。」
「お前ら、どっちもどっちだな……」
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