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ウォーキング・デッド狂想曲
マイ·ネーム·イズ リーフ·ジン·タロー ビリー・ザ・キッドと同じコルトM1877を腰に下げたガンマンだ。
今日は、俺の雇い主である牧場主の義母が不幸な事故で亡くなり、その埋葬の日だ。
俺を含めた4人が、棺桶の四隅を担ぎ葬儀場から、隣接された墓地へと向かう。
「おい そこの壁に気をつけろよ!」
“ドカッ!!” 赤鼻のボブが、よろけて棺桶の角を壁にぶつけてしまう
「だから言っただろう!?酔っぱらっているのか?」
“うううぅぅっーーー”
「おい タロー!今、棺桶の中から変な声がしたぞ!?」
3人目の嫁さんにも逃げられそうなジョージが棺桶に耳をあてる。
「何を馬鹿なことを言ってるんだよ?」
“ドンッ!ドカッ!” 棺桶の中からフタを叩く音
なんと牧場主の義母は息を吹き返し、それから5年間わがまま放題に生き続けた。
そして2度目の葬儀を終え、出棺時に棺桶を担ぐ俺たち4人を牧場主の家族が囲む。
「おい 頼むから、そっと持ち上げてくれよ!」
「よ~し、そうそうゆっくり ゆっくり運んでくれ!」
「そうだ!そこの壁だ!そこの壁には絶対にぶつけないでくれよ!!」




