「これが嫌い!」って断言できるものは以外と少ない
作り笑いは嫌いだ
目の前にいる人を友達だと思いたいから
鏡は嫌いだ
私には、結局笑顔が似合っていると思ってしまうから
夜は嫌いだ
無意識に、窓に映った私と目が合ってしまうから
けれど、自分のことは大好き
布団に入って寝る前に考えるのは
明日、自分が何をするのか
明日、自分が何を食べるのか
明日、自分が友達とどんなことを話すのか
そして、自分のことが好きな私に気づいて
また、私は自分を嫌いになった
作り笑いを好きになろう
目の前の友達に笑顔になってもらえるように
鏡を好きになろう
どんな自分にも自信が持てるように
夜を好きになろう
ふと目が合った自分に微笑むことができるように
私を好きになろう
きっと素晴らしい明日が、私と、あなたに、おとづれるように
読んでいただいて本当にありがとうございます。最後にちょっと愚痴を書かせてください
私は今就活生なんですけど、就活生は大抵、面接対策やらに必須な「自己分析」ってのをやるんです
最初は心理テストみたいで面白いんですけどね、何回も繰り返すと自分がわからなくなります
「自分ってほんとにこんな人間なの?」「行動と感情が一致してない...」といった具合です
その過程で自分をすごく嫌いになったりもしました
この詩はそのときを思い出して書きました
もし少しでも共感していただけたら感想をいただきたいです。