表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
FALL INTO un日常  作者: eFRM
星と死体の降る夜
14/17

+β

夏休みも明け、山荘での事件から1ヶ月ほどたった昼下がりの神島家。



「それにしても久しぶりだね、(とおる)

「なぁに言ってんだよ。この間連絡してきたくせに。急に言われてびっくりしたんだぞ。殺人犯たちがいるから応援頼むって」

神島家の真っ白なソファに向き合って座る男2人。

1人はしわくちゃの白いTシャツに短パン、とかなりラフな服装。

一方で、透と呼ばれたもう1人の中年男性は、スーツ姿だ。

「あぁ、あのときは助かったな。隆司だってまだ子供。目先の謎に集中しすぎてしまうことは十分にありえたからな。

まぁそれでもだいぶ成長してたみたいだが」

そういって足を組み替える男性。

「で、今日僕の家に来た目的を教えてくれるかい?まさか、わざわざ幼馴染に会いに来ただけ、なんてことはないだろう?」

スーツ姿の男性が後頭部をかきながら答える。

「まぁそれでも別にいいじゃないか。とはいえ、確かにお前の言う通り、そんなんじゃないんだけどな」

そう言うと彼は内ポケットから写真を1枚取り出した。

「コイツはうちの『知能的難事件捜査課』のやつが取った写真なんだが...」

もう1人の男性は写真を受け取るとじっくりと眺めた。

「この男って...」

「あぁ、間違いないこれが今のPCOJボスだろう。とはいえここで深追いしてバレてたら元も子もないからとりあえず写真だけ取ったらしいがな」

「おそらくそれが正解だな。ヤツも父親と同様頭が切れるだろうし」

そう言うと彼はコーヒーをすすって呟いた。

「それにしてもあれからもう3年以上断つのか...」

「あぁそうだな。とはいえあれ以来目立った進歩はない。それに、あのとき何者かから送られてきた手がかり。あれが全て正しいかも疑問だからな。誰がなんのために、あんなふざけた名を...」

「いやぁすまない。そろそろ隆司が帰ってくる時間でな」

男が壁にかかった時計をみて、話を遮る。

「そうだったな。じゃあな。また来るよ」


そういってスーツの男性は神島家を出ていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ