表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/64

なんか、うれしいかも

 紫亜さんに頼まれた日から一日たった放課後。ちゃんと俺はファミレスに来た。なんか、来ないと殺されそうだったから。


 中に入ると紫亜となんか女の子っぽい男が4人。紫亜が昨日言ってた叶衣中の隠れた男子生徒か?


「お。秀逃げなかったんだね?」


「誰が、逃げるか」


 逃げたら殺されるんだから、逃げる訳が無い。


「おい、紫亜こいつ本当に男か? 女にしか見えね-」


「そうけど? にぃちゃんのほうが女っぽい」


「何だと!?」


 この人が紫亜の兄か。ショートカットにツン目の強気な女の子ってとこか。なんか紫亜の言うとうり俺より女っぽい。……うれしいかも。


「きみ、あの二人は何時もああなんだから仕方ないんだ。さあ、すわって」


 声をかけてきたのは……


「女!?」


 なんと、長い髪をくるくるとお嬢様のように巻いて服もロリータ。何処からどう見ても女の子だ。


「……やっぱ僕って女の子なのかな? うう……」


 あわわ、何か俯いて泣きだしたよ!? え? この人も男なの? 分かんないよ!


「あー泣かないで? ミイ。キミは名前はアレだけど、れきっとした男の子だよ」


「ホント?」


「うん、ホント」


 今、ミイとか言うのを慰めていたのは短いツインテールの女の子……では無いな。声が意外と低いから男か?


「秀。ここにいるのは全員男。もちろんアタシ意外だけどね」


 マジか……



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ