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お願

「この女子叶衣中は、校長の手の中で踊らされている。踊らされてるというのは、現校長はこの学校に男子生徒を女子生徒として登校させている」


 ……え?じゃあ、校長は俺が男って事知っていながら、入学許可を出したのか?


「そして、『この学校に男子がいる』という噂を作り、楽しんでいるのだ」


 楽しんでるって……


「最大の目的は、男子が通えるようにしない事。昔、男子も通えるようにという事で一時期問題になったっからだ。こうして男子がいるという事で反感を沈めたのだ」


 凄い無理やりだ。これは許せない。けど、何で男子も通えるようにするのだろうか。


「そこにも書いてあるけど、私たちは校長に今の地位を降りて貰い、二度とこんな噂が広まれないようにする為の男子も通える学校にするというプランを作った」


 紫亜はものすごい真剣な目で言う。


「ここにいる男子は秀だけじゃなくて他にも4人いるの。その4人の中に私のお兄ちゃんもいる。ねえ、私たちと一緒に戦って!」


 紫亜の目は兄を助けたい思いからか、涙があふれていた。

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