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チョークって意外に痛いんだよ。知ってた? 特に貝殻でできたの。

 プルルル……。


 おお、来た来た。


 こちら警察です。監禁ですか。それは大変だ。場所を教えてください! …………。冗談だよ。んで、お前が説教? うわww マジ受けるんですけどぉ! こまめに状況報告よろ。


 ふざけるなぁ! こいつ昔から人の不幸を喜びやがって。うわ……むかつくわー。しかもwwとかひでぇ。


「秀さんさっきから何をしているのですか」


「いえ。何にも。別に先生いい年して結婚してないんだ、とか思ってませんから」


「…………」


「鈴木先生! いきなりチョークなんかとって何するんですか?」


 次の瞬間額すれすれにとうりすぎて行くチョークに俺の顔は真っ青だった。


「俺が最も気にしている事をお前は包み隠さず言ったな?」


「そうだったんですか。知りやせんでした」


 先生がチョークをまた構えた。こ、これはやばい。全速力で逃げなければ! 教務室を抜け出し、先生は40歳くらいの数学教師なので体力勝負が良いと思うから一階から一気に四階までいってからまた戻って来るのが最適だろう。


「さあ、此処からが本番だ! 説教の、な」


「ひー。こわい。じゃあこっちも此処からが駆け引きだ!」


 絶対負けねーゼ。


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