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ルール

「と、取りあえず瑠宇先輩の事は置いておいてルールの説明を致します」


 置いておくんだ……


「ルールは私たち三人と三回勝負して頂きますわ」


「三回勝負だと?」


「ええ。まずは桜と乗馬対決。次に牡丹と茶道対決。最後に私マナー対決」


 いかにもお嬢様っぽい対決ルールだな。


 しかも、乗馬とか中学生が出来るものなの?


「ほう、だが俺たちに不利が有りすぎないか?」


「あら? 勝つ自信が無くて? そんなんだったら私達に勝負を挑むこと自体間違っています」


 これには何も言い返せない。


「まあ、対決は一週間後の日曜日といたします。では、失礼」


 三人が出て行ったしんとした教室にはコピー室から聞こえる神埼先生の声で五月蠅かった。


 神埼先生。本当に貴方って人は……。

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