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お嬢様引っかかる。

「ムカつくんだよなーこのお嬢様気取り」


「え!? ちょ! そんなこと言っていいの? この人侯爵令嬢なんでしょ!」


 知元さんは怖いもの知らずだな。


「良いんだ。令嬢と言っても低級だ」


「まあ、失礼なこと」


「そうだ、もうこんな事言われたくないのならゲームで賭けないか?」


 まさかこれを言うために……。


「良いですわ。桜、牡丹。協力していただける?」


 その言葉とともに車から出て来たのは2人の美少女。


「「勿論ですわ。」」


「では、ルールはこちらで後でお知らせさせて頂きましょう。楽しみにしていらっしゃい」


「「「おほほほほほほほほっほ!」」」


 高笑いを残し美少女達は去って行った。


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