30/64
星
学校から出て俺たちは話していた。
「ねえ、瑠宇さん神埼先生って昔からああなの?」
という訳で折角なので聞きたかった事を聞いてみた。
「さん付けなくて良いぞ。良いよなミイ、知元、紫亜」
「当たり前だ」
知元さんはこう言い、紫亜とミイはうなずいた。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「ああ、そうしろ」
「で、どうなんですか?」
「ほら、星が輝いているぞー」
「話逸らしましたね……」
そんなに話したく無いほどひどいのか。瑠宇大変だな。
「星がきれいなのは本当だ」
上を見上げてみる。
「本当だ」
「だろ」
それから全員で上を見上げていた結果。
「首が痛い!」
という状況に陥りました★




