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掃除開始

 いったん教室を出て掃除用具を持ってきた神埼先生。雑巾、ほうき、バケツといった基本的なものから、マスク、エプロン、ビニール手袋などの衛生面を考えたものまで持ってきてくれた。

 

 皆、マスクとエプロンを付けた。流石、男の娘とても似合います。


「みんなよく聞け。俺が指示するからそのとうりに動いてくれ」


 知元さんは本物の先生よりも指導力がありそうだ。その証拠にこうやって皆知元さんの話を真剣に聞こうと耳を傾けている。


「まずは、机とか椅子とかを全部廊下に出す。さあ、開始」


 机を運ぼうとするとホコリが舞う。それに滑って落としやすい。だけどビニール手袋を付けてないよりはましだ。


 みんな一生懸命に運んだ。冷蔵庫などの重たい物は三人くらいで運んだ。こうして見ると、みんな力がある。やっぱり外見だけじゃないな男って。


 すべての物を十分程度で運び終わると、次の指示が出た。


「次にほうきが三人からぶきが三人でこの教室のホコリを取る」


「誰が何をやるの?」


 ミイさんが質問する。


「そうだな……じゃんけんにするか」

 

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