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先生の到着

「で、今日の議題の前に新人がいるから自己紹介と行きたいのだが先生が来てない」


「先生?」


 まさか、先生まで女装してるのか!? なんと恐ろしい!


「ホント、神埼先生ったら何やってるんだか」


「神埼先生って……まさか女装してたの?」


 担任が女装とか無だろ。


「いや、姉ちゃんはれきっとした女だ」


「瑠宇の姉は瑠宇に似てないな。瑠宇お前はちゃんと時間を守るだろう」


「まーな」


 瑠宇と呼ばれた男の子は担任の姉妹……兄弟なのか? たしかに、ツインテールとポニーテール以外は似てるかも知れない。


 その時、ハイヒールのうるさい音を立て息を上げた神埼先生が来た。


「皆、遅れて御免!」


 焦って謝る神埼先生に瑠宇はニヤニヤ笑いながら言う。


「姉ちゃんの奢りなら許す」


 テーブルにはすでにスパゲッティーやハンバーグなど約十品が並んでいた。合わせれば五千円くらいだろうか。いくら職業が先生で貰える給料が高いからと言ってこの値段はつらいだろう。しかし、神埼先生は迷いもせず「分かったわよ」と言った。



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