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「逃げろ、少年!」

私―――ミプカ・フゼットは幼き少年ソロンに避難を呼びかけた。

だが少年は臆することなく自らの父を睨み返した。

「父上。ぼくを消すのは自由です。(無理ですから)ですが神父ミプカ・フゼットに責は有りませんゆえ、騎士団に報告します。」

「なっ 不敬だぞソロン!」

ヴァルナスは怒鳴る。

私はそれよりもソロンの言葉に感銘を受けたのだろう、ヴァルナス・ヨミレチアに向けて全力で詠唱を始めた。

「我はその聖力を欲する者なり。我は願い、我は望む。幾千と栄光に輝く聖なる光よ!我が手に宿り、邪悪な者を討ち滅ぼせ!―――ディエス・イルミナート!」

私には魔力が足りない。だから良くて気絶だと思ったが―――。

「盾よ!《バリア》!」

それはヴァルナスの魔術によって消されたのだった。

《護》のようなすぐに発動すべき魔術は《詠唱短縮》されている。

神殿では「神に対する冒涜」として禁じられているが。


「甘いな。―――フロリダ。」


なんとヴァルナスは妻 フロリダ・ヨミレチアを呼んだのだ。

フロリダ様は《炎》の魔術師で、このへんでの英雄だ―――と前回の【適正魔術の儀】で聞いた覚えがある。

まずいな。


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