十八話 一冊と手入れ
あれから帰宅したシャンバラは、継承した箱と一冊の本を自室の机に置いた。本は、乗機しているとき先代邸から祖父の第二執事がこの本を渡しにきた。本の表紙には、何も書いておらず、戸惑っていると。
「旦那様からシャンバラ様に直接渡すようにと、言われております。」
「ご苦労、下がってよい」
「失礼します」
そして今に当たるのだが、その本は、非常に厚みがあるものであった。恐る恐る表紙をめくるとそこには
「銀河は、無限で時は有限」
と書かれていた。次のページには、直筆で
どの国もいずれ滅ぶ、永遠に同じ国はない
初代ブリュンヒルト家当主 プロト・フォン・ブリュンヒルト
と書かれていた。その名ならブリュンヒルト家初代であることが分かった。そして次を見ようとめくったところそこに大きな穴が開いていたそこには、飾緒が入っていた。それは、代々当主候補に継承されてきたもで、当主になったと先代と交換するのだ。その、飾緒が入っていた。これは、各貴族共通であり皇帝陛下から頂くものだが色が金か銀であるこれは、約800年前から色が金から銀に変更になった。そして、ブリュンヒルト家は、金であった。そのことより長く帝国に使えていることが分かる。また、渡し方は各家で変化しブリュンヒルト家では、こういった渡し方をしている。
シャンバラは、驚いた。渡されることは知っていたが、このような形で渡されると思っていなかったためだ。シャンバラは、サバラを呼びだした。
「どうされましたか」
「箱を頼む、この本と飾緒が入れることが出来る箱を」
「畏まりました。持ってまいります」
「おまえは、知っていたのか。はい、事前に聞かされております。我が家は、ブリュンヒルト家の執事でございますよ。この職を拝命した際父に教えて頂きました。」
「セバスチャンか」
「はい、少し外します」
少ししてサバラがワゴンを押しながら戻って来た。その上に箱といくつかの道具が置かれていた。
「こちらが、旦那様も使われた、箱でございます。」
そう言って、シャンバラいる前におかれた。そこには、金属で伯爵家の紋章が描かれていたが、少しデザインが異なっていた。剣がないのである。これは、父の三代前の当主が剣を一本描くことが許可され。書き足す前の紋章であった。
「まだ、この紋章付きが残っていたのか」
「はい、これは三代前のゲルガさまが、剣の許可を頂いた際当主は、剣あり。当主候補は、剣なしとすることが決まりました。しかし、少し当時とは、異なります。先代で月桂樹が追加されています。」
そこには、確かに月桂樹が描かれていた。
「お、確かに」
「ジャンバラさま学習に紋章について再度学習しましょう。」
「お、おお。そうだな」
シャンバラは、珍しく自身で墓穴をほった
「しかし、先に収めましょう」
その声でシャンバラは、箱に本を入れれる個所がありそこに収めるとすっぽりと収まった。そして飾緒ように溝が掘ってその入るようになっていた。収めたところでサバナは、部屋にあった、棚に向って歩き出し箱をそこに収めるとすっぽりと入ったそこが定位置であるかのようにそしてその横には幅15センエトル、縦140センエトルほどの縦長の棚があったおそらくライフルを入れる場だろう。
「シャンバラ様は、火薬式の銃器の手入れについて知れておりますか」
「いや、知らない」
「恐れながら、教えしてもよろしいでしょうか」
「頼む」
シャンバラは恐る恐る箱からライフルを取り出した。ライフルの側面には、皇族の紋章が金属で両面に描かれていた。そして、サバナな部屋のどこかからライフルを二丁持ってきたそして説明が始まった。
「シャンバラさま、こちらは火薬式です特徴としてこのボルトが付いています。しかし、今現在の帝国軍での標準装備のレザーライフルです。」
「後者は、よく見る」
「そして今回は、火薬式ライフルの手入れですが。今回、継承されたライフルは、今現在非常に珍しい黒檀の銃床です。」
そういって今回継承したライフルについての説明が始まり。そのまま解体し整備の仕方が説明された。また拳銃も同様であった。そうして、2時間程みっちり説明された。そして最後にこう言われた。
「今回継承された銃器は、ご存じかと思われますが、貴重なものです。そして、その銃を使用するときは、死を覚悟しなければなりません。そのことをご理解ください。」
「そう、聞いている」
「そして、拳銃に関して常にお持ちください」
「所持して良いのか」
「はい、かまいません」
こうしてシャンバラは常に拳銃を所持することになったが、貴族でも帝宮での所持は禁止されている。そして、昼食後シャンバラはサバナの宣言どうり夕食まで勉強させられた。




