十一話 先代当主
時間が掛かると言われた シャンバラはシャワーを浴び涼んでいた。帝都の時間は、現在四日の19時だ。
サバラは、半刻かかると言っていたがもう少しかかりそうだ。貴族専用空港は、皇族領インナ州とオハ州跨ってあり帝都郊外に位置しているが貴族の多くは、オハ州に邸宅があり、ブリュンヒルト家も同様にオハ州にある。そろそろ機体から降りたくなってきた。シャンバラは、サバラを呼びだした。
「どうかされましたか」
「いや、飽きてきたから。機体から出たいPBBを繋げてくれ」
「かしこなりました。先ほど整備員に確認したところ後、20分ほどかかるようなのですでにターミナルに用がしてあります。また、荷物に関してすでにドローンにて輸送が始まっております」
「ありがとう、では移動しよう」
そうするとサバラは、手をたたいたするといつものメイドたちが入ってきて着替えを手伝って部屋をでていった。こうして、シャンバラは、少しの間ラウンジに移動し自身が乗ってきた機体を眺めていた。結局、VV-28の準備は19時半までずれこんでしまった。
「申し分けありません。想定より時間が掛かってしまいました。」
「わたしは、大丈夫だ。しかし、先代には報告しているのか」
「はい、今から出発しても伯爵邸には、20時40分ごろとなります。そのため先代との食事会は、延期となりました。」
「わかった。しかし、遅くなった原因は何だ。」
「はい、原因としては想定以上に空港が混んでしまったことでC-15の着陸が遅れてしっまたことが原因です。」
「そうかわかった。、では、行こう」
シャンバラは、空港帝都から本邸に向った。シャンバラは、TPPの側面にある階段から駐機場に降りた
「外は寒いな」
「はい、帝都は、まだ冬です。こちらを」
「ありがとう」
シャンバラは、差し出されたコートに袖を通した。VV-28の前には新顔がいた。
「シャンバラさま、VV-28のパイロットのニギル中尉、アバラ中尉です」
「そうか、各中尉よろしく頼む」
「「は」」
シャンバラは、乗り込んでいったこの同型機には何度か乗ったことがあるため。迷うことなくし椅子に着いた。シャンバラが座るとすぐに、両翼先端についているエンジンが唸りを上げた。そのまま機体は、伯爵エリアの中央から垂直に上がって行き、しばらくしてからエンジンが地面と水平になり機体が進んで行った。1時間ほどして帝都郊外の伯爵邸に着いた。
「着いたか」
「はい、着きました」
シャンバラが下りると屋敷の前に数名の人影が見えた、その人影に向って歩き出すと段々と誰だか認識が出来るようになった。中央には、先代がいたのだ。
「遅くなってしまい申し訳ありません」
「良い気にすることはない、事情は聴いている。にしても久しぶりだな」
「はい、おじい様こちらでお会いするのは、初めてですが」
「確かにそうだ。帝星領では何度か会ったが、帝都では、初めてだな」
「あなた、外は冷えます。中に入りましょう」
「そうだな、シャンバラ中に入ろう」
先代は、父上に10年ほど前に家督を譲られ今現在は、領星にある邸宅で普段いるが今回の年明けにあた戦争の影響で帝都に来ていた。
「しかし、シャンバラお腹がすいているだろう軽食を、用意しておいた。」
「ありがとうございます。」
「気にすることはない。この時期はどうしても混む。その上今年は、同時期に褒章式典も重なってさらに混雑している」
「しかし、全貴族が参加ではないですよね」
「全員、参加となった。おそらく、大規模の領地変換があると考えられる」
「そういうことですか。そうなると我が家も」
「いや、それはないだろう。」
「なぜですか。」
「我が領は、帝国領の西側こちら側は、未開拓地に接しているため、ある程度の戦力を置いとかなければならないそのため、領地転換はないだろう。」
「そうゆうことですか」
「そんなところだ」
そんな会話をしながら食堂に向っていった




