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始まり

 俺は暗殺者、アサシン、グリードと呼ばれている。最近はもっぱら魔物退治ばかりしている。冒険者みたいなものだ。暗殺は仕事が少なく、って言う訳じゃなく、うちの組織が仕事を選んでいるからだ悪いやつはやってもいいが、そうじゃないやつはやらない、それがうちのモットーだった。だから俺は技術をいかして冒険者の真似事をしている。暗殺はもっぱら同僚たちに任せている。その一人がマリアだ。戦闘能力も高く、情報収集能力も高い。そんな彼女はよく駆り出される。



「ねえグリード、私この前ちょっとしたミスをしたんだけど、なぜか助かったのよねぇ、なんでかわかる?」マリア

「さあわからん。運が良かったんじゃないか?」

「それは無いわ、確実に誰かの仕業だと思うの、魔力が勝手に動いてたわ」マリア

「かしらじゃないか?やったとしたら」

「それもないとおもうのよねぇ~あんなに危ないのは経験したことないわね、切り抜けられたのがなぜかわからなかったもの。体が勝手にすべてをこなしてくれたの。私の力じゃ無理だったのに。」マリア

「そうか、幸運だったな」

「幸運ね?グリード何かしてない?あなたの匂いがした気がするのよ」マリア

「人の匂いなんか覚えてるのか?俺は知らんがな、助かったんだしいいんじゃないか?」

「そうもいかないわ、私が失敗しかけたのはかしらに報告したわだから、そのうちあなたに仕事が回ってくると思うわ。私は魔物退治かしらね?」マリア

「いいじゃないか、続けろよ、俺はそっちの方があってると思うぜ?」

「失敗したのに?」マリア

「それは本当に失敗だったのか?」

「ええ、ほんの些細なミスよ、衛兵の巡回の時間を間違えたのよ」マリア

「それはお前が調べたのか?」

「お前じゃないわ、マリアでしょ?いいえ貰った情報よ」マリア

「それは、まあ、自分で調べる時間がなかったんだろう?相手はその情報を売ったってことは、裏切り者か、なんかだってことだろう?それも報告したか?」

「ええ、したわ、あっちで対処してくれるみたいね。やってられないわ。裏切りなんて・・・・」マリア

「そうだな、魔物退治も楽しいぞ?恨まれないしな」

「そうね、私もそうしようかしら。」マリア

「まあ、お前はそっちの方が向いてそうだけど」

「お前じゃないわ!!マリアよ!!」マリア

「はいはい、そう怒るな、名前何て大した意味はないだろう?俺らにとってはな」

「いいから、マリアって呼んで。じゃなきゃ許さないわ」マリア

「俺は別に許されなくてもいいがな」

「駄目よ!!」マリア

「もういい、用はないさ、じゃあな」

「ま、待ちなさい!!」マリア



 そのあと、おかしらに呼ばれた。マリアは魔法の知識を授かることになる。それはいつもそばにあったこと、それはいつも見守っていた事、それはどんな時でも味方であったこと、そのことに気づいた時彼女は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



「グリード話があるわ」マリア

「俺はない」

「いいから聞いて」マリア

「じゃあな」

「待ってって言ってるでしょ」マリア



 腕をつかんだ。振り返るグリード



「なんだ?俺は用はない」

「グリードあなたが私に魔法をかけたんでしょう?かしらから聞いたわ。あなたとこんなに差があったなんて思わなかったわ、ありがとう。お礼を言っても足りないわね、何かお願いはないかしら私にできることなら何でもするわ」マリア

「何でもなんて軽々しく使うな。俺は何も求めてない、以上だ、じゃあな」

「待って!!それじゃあ私の気が収まらないわ!!今度仕事を手伝うわ!!」マリア

「必要ない」

「これでも役に立って見せる!」マリア

「ハァ、まあいいが大人しくしてろよ?余計なことはするな、いいな?」

「何よ!私だって魔物討伐の経験くらいあるのよ!!?」マリア

「それはドラゴンか?」

「ち、違うけど。今なら大丈夫よ!」マリア

「人相手とは勝手が違うからあまり過信するな、いいな?」

「わ、わかったわよ。い、い、今もあの魔法使ってくれてるの?」マリア

「さあな、俺は知らない」

「な!!?あなただって聞いたのよ!!嘘つかないで!!私の目を見て!!!」マリア

「俺は知らない」

「うそ!!!?本当に知らないの!?どうして!?かしらはあなただって言ってたのに!!?」マリア

「何でも信用しすぎるな、命がいくつあっても足りないぞ?」

「それはどういう意味!!?かしらの事!!?あなたの事!!?ねえ!!」マリア

「さあな、自分で考えな、魔法の訓練はしているんだろう?そのうちわかるようになるさ」

「あなただったのね!!!?私の嘘を見抜く技術は絶対なのに!!?」マリア

「さあな、精進あるのみだ」

「答えを教えて!!」マリア

「いやだ」

「何よその言い草!!いいじゃないそのくらい!!」マリア

「いやだ」

「いい加減にしないとそのフード取るわよ!?」マリア

「いやだ」

「もう!!」マリア

「いや―――」

「あ、あなた、そんな顔してたのね」マリア

「悪いな、俺はあまり顔を覚えられたくないんだよ」

「そ、そうなの?」マリア

「まあ、本物の顔じゃないがな」

「な!!?ずるいわ!!?私に顔を見せなさい!!」マリア

「何がずるいんだ?俺は魔法を使ってるだけだ」

「いいから見せて!」マリア

「なんでだ?」

「興味があるからよ」マリア

「ハァ、一度しか見せないからな?」

「良いわ、!!!!!!!!!?それが本当の顔!?すごい・・・・・・・・・・」マリア

「もう終わりだ、じゃあな」

「待って!!家を教えて!!?」マリア

「そんなの聞いてどうする誰かにばらすのか?」

「そんな事しないわ!!休みの日に・・・・・遊びに行くのよ・・」マリア

「ハァ、わかった、(やかた)の一階の奥に一部屋あるそこに住んでる。」

「そう、館に住んでたのね、明日は休みでしょ?」マリア

「さあな―――――」

「教えなさい」マリア

「休みだ・・・・」

「いいわ、遊びに行くから部屋で待ってるのよ?」マリア

「俺はゴロゴロするのが好きなんだ、来るな」

「では、お話しましょう。同僚なのにあまりどういう人なのか知らないし」マリア

「そんなの知らなくても支障はないさ」

「そんな!?あなたは私の事知ってるでしょ?グリード」マリア

「さあな」

「そういう時は知ってるってことね?段々読めて来たわ」マリア

「知ってどうする?」

「わからないわ、でも知りたいの」マリア

「そんなものか・・・」

「ええ(笑顔)」マリア






























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