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私は埃

作者: Iris

友情と愛情の狭間に迷い込む。

相手が輝いて見えて、自分が濁って見える。

何かを変えたいけど、変わるのがこわい。

良く見せたいけど、ありのままを見てほしい。


人の心は複雑で、それはまるで迷路。

そこから中々抜け出せない、恋は心の迷子。

どこからが『好き』で どこからが『嫌い』で

どこからが『友情』で どこからが『愛情』?


『好き』なトコロがあって、でも『嫌い』で

『嫌い』なトコロがあって、でも『好き』


あなたの幸せを願うのは『友情』?

少し胸が苦しくなるのは『愛情』?

分かる人は大人?分からない人は子ども?


分からないよ

あなたは特別、それだけが真実


分からないよ

私に『愛』を囁いた ヒトたち


どこが『好き』で どこが『嫌い』で

どうして私を愛したの




私は偽物の〈純白〉


衣を纏い自分を隠した、私は脆い〈雪〉

触れられると衣を失う、私は只の〈埃〉



近付いて 本当の私を愛して

近付かないで 本当の私を見ないで


近付きたい、でも壊したくない

壊したい、でも近付けない



穢れがなくて真っ白な 君は眩い〈光〉

〈光〉を浴びて輝いた、私は偽りの〈純白〉

衣を纏い自分を隠した、私は脆い〈雪〉


何度も懲りず〈光〉を求める、私は只の〈埃〉


最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今回は、『片想い』の もどかしさをイメージして書きました。

一度くらいは経験した方、多いのではないでしょうか?


「これって好きなのかな?言おうかな…でも振られたらどうしよう。そもそも本当に好きなのかな?」

とか思ったり、悩みすぎて、

「好きってなんだろう…」

とか考えたり。


些細な事で、悩んだり苦しんだりして

ちょっとの事でも、喜べる。


それぞれにとって、とても貴重な経験になる事と思います。


〈告白する〉

〈言わない〉

〈気づかないふりをする〉

各々が様々な結論を出すことでしょう。

もしかしたら、後悔することもあるかも知れません。


ですがそれも経験として、アナタをつくる一部になっていくことでしょう。

一番大事なコトは、自分で決断することだと思います。どうか自分なりの結論を出して下さいね。



私は〈埃〉--完--

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