第9話 面談
二人は少し早く学校に辿り着くと、少し学校の周りを見学した。
学校の周りを一周した時、ちょうど前からメリナとテレサがやって来た。
メリナは二人を見て、走って近づき挨拶をしてきた。
「おはようございます。ツクヨミさん、サクヤさん」
「おはよう、メリナ。」
「おはようございます。メリナさん」
遅れてテレサが来た。
「お待たせしました。もう学校には連絡を入れていますので、早速校長室に向かいましょう」
「はい!」
二人は返事をしてから、ツクヨミは小声でテレサに尋ねた。
「テレサさん、王女様が来て平気何ですか?」
「実はメリナ様に出かける所を見つかってしまいまして…お二人の所に行くと言ったら、(私も行く)と言って聞かなくて…」
「はぁ、テレサさんも大変ですね」
そこで話を盗み聞きしていたメリナが
「大変ではありません!」
顔を赤くして頬を膨らませた。
気まずそうにツクヨミとテレサは早歩きで校長室に向かう。
そして後ろではサクヤがメリナをなだめている。
やっとメリナの機嫌も直り、校長室に辿り着くとテレサは扉をノックした。
「どうぞお入り下さい」
校長から返事がきて、全員部屋に入った。
「おお〜、久しぶりだな〜テレサ!んん…これはメリナ様もいらっしゃったのですか」
「はい、友人二人の入学試験を見てみたくて来てしまいました」
「いくら第二王女の推薦でも、私は平等に審査しますので文句は言わないで下さいね」
そういうとツクヨミとサクヤに
「私はここの校長をしているルイです」
「俺はツクヨミです」
「私はサクヤです」
挨拶が終わるとメリナが
「ツクヨミさん、サクヤさん、ルイさんはここの校長になる前は、キルシュブリューテ王国で女性初の騎士団長をしていたんですよ」
ルイはそのまま学校の事を二人に説明した。
「この学校では実技が一番評価に繋がります。なので試験は実戦となります。そして入学してから学問と魔法と剣術などを学んでもらいます。何か質問はありますか?」
そしてツクヨミが
「合格したらお金はいくらかかりますか?」
「入学金は金貨10枚、あと一ヶ月分の学費金貨3枚を先払いしてもらう事になる」
この世界の1ヶ月は4週間の28日間になっていて、1年は13ヶ月になっている。
そして学校は4月から始まる。
「だから4月になる前、合計金貨13枚を事務で払って貰えば問題なく入学式に出れる。他に無ければこのまま試験に入ります」
「試験をお願いします」
そして全員訓練場に向かった。




