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この瞳に映るものすべて  作者: ヨシハル
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第8話 学校に通う為に

朝起きて食事を終えるとツクヨミたちはテレサに会いに王宮へ向かった。


入口の兵士に第二王女のメイドのテレサを呼んでほしいと頼んだら断れた。


たしかに子供二人で王宮に来て、人を呼んでほしいと言われても怪しいだけだ。


ツクヨミたちが困っているとフランクが前を通った。


ツクヨミたちに気づいたフランクが兵士に話しかける。


「どうした?」


「あっフランクさん、ちょっとこの子供たちがメイドを呼んでほしいと…」


「なら俺が案内してやろう」


「か、勝手に中に部外者を入れてはまずいのでは…」


「大丈夫だ!この子たちは第二王女の友人だ!」


「えぇ‼」


兵士は驚き、すぐに中へ通した。


「先程はご無礼を働き、申し訳ございません!お通り下さい」


「ありがとうございます」


そして二人はフランクに案内される。


「お前たちは今何してんだ?」


「俺たちは今、冒険者をやってます。来月からはメリナと一緒に学校に行こうと思いまして相談に来ました。」


「おう、そうか!元気で何よりだ」


フランクに案内されるとちょうどテレサが前から来た。


「テレサさ〜ん」


サクヤが手を振ると


「サクヤさんではないですか、今日はどうなされましたか?」


「来月から学校に通いたいと思うのですが、どうすればいいかお聞きしたくて訪ねました」


するとフランクは


「とりあえず会えたということで、俺は仕事に戻るぞ」


「ありがとうございました」


二人はフランクにお礼を言い、テレサに尋ねた。


「どうすれば学校に通えますか?」


「そうですね〜、まずは入学試験に合格してから入学金を支払います。そして来月の入学式を迎えます。ただ入学試験はもう終わってしまったので…特別面談と試験を受けるしかないですね」


「どうすれば面談と試験を受けれますか?」


「実はメリナ様がもう紹介状を用意していて、明日届けようと思っていたんですよ」


「本当ですか!」


「はい、宜しければ今日早速待ち合わせて学校に行きましょうか?」


「よろしくお願いします」


「それでは14時に学校の門の前はどうでしょうか?」


「はい!」


そしてテレサと一旦別れてから家に帰り、早めの昼食を済ませてから学校に向かうことにした。

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