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この瞳に映るものすべて  作者: ヨシハル
21/150

第21話 トーナメント戦開始!

ついにクラス代表を決めるトーナメント戦が始まった。


今日はクラス24名から4名に絞り込まれる。


フィオナ、メリナは余裕で勝ち、1回戦最後の試合サクヤvsクルトが始まった。


「サクヤちゃん、手加減はしないよ」


「はい、こちらも全力でいきます」


クルトはバトルアックスを使い、サクヤに突っ込んでいった。


しかしサクヤは瞬殺で終わらす。


「な、何が起きたんだ?俺ちょ〜カッコわる〜」


「お疲れ様、クルトさん」


大口たたいていたクルトに、みんなのブーイングがとぶ。


そして2回戦、ツクヨミ、フィオナ、メリナ、サクヤは順当に勝ち上がり、ついに3回戦最後の試合、メリナとサクヤが戦うことになった。


今日最後の試合になり、みんなのテンションは上がってた。


「メリナさん!手加減はしませんよ」


「サクヤさん、それは私も同じです。覚悟して下さい」


「それでは試合開始!」


「フレアスラッシュ」


いきなりメリナが必殺技を出した。


しかしサクヤは簡単に打ち消す。


「炎舞」


マチルダだけでなくクルトも含めクラスメイト全員が驚いている。


「それではメリナさんにピッタリの技で終わらせます。(桜花乱舞 16連撃)」


辺りの火の粉がまるで桜吹雪の様な景色に見え、サクヤは舞うと同時に火の粉を纏った16連撃を繰り出す。


教師のマチルダでさえ、何が起きたか分からない、ただフィオナは僅かに目で追えた。


「それまで!」


気がつくとメリナは倒れている。


「大丈夫ですか?メリナさん」


「す、やっぱり凄いです。サクヤさん弟子にして下さい!」


「え?」


周りは興奮状態が続き、この日サクヤ親衛隊が結成された。


「明日、私に勝つ事が出来るかしら」


フィオナは寒気が止まらなかった。


授業が終わってもフィオナは屋上に行き、ひたすら刀を振り続け氷雪斬の練習をしていた。


その姿をツクヨミはただずっと見守った。

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