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この瞳に映るものすべて  作者: ヨシハル
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第124話 四天獣魔

オーウェンたち500人の軍勢が魔人族領に入ろうとすると、目の前には見覚えのある顔があった。


「お前たち!ここで何をしている!!」


オーウェンの目の前にいたのは、レオ、リッカルド、シモーネ、マティルドゥの4人だった。


彼らは元オーウェンの部下であった。


「何だ!その姿は!!」


「これはこれはオーウェン元隊長、ここで何をしているかですか?もちろんあなた達を殺しに来たんですよ」


「貴様ぁ〜仲間を殺す気かぁ!」


「仲間ですか…笑っちゃいますね。俺たちはもう獣人じゃねぇ!獣魔人、そう四天獣魔よ!!」


「四天獣魔だとぉ!ひょっとして貴様たち程度が闇の跳梁者の幹部か?笑わせるぜ。だったら俺一人でも十分じゃねぇかぁ!」


そしてオーウェン率いる500人の士気が一気に上がった。


「「「オーーー!」」」


「貴様等、死にたくなければそこをどけ!」


レオたちはお互いの顔を見合わせ笑い出した。


「あちきが殺っていいかなぁ?」


「そうだな、マティに任せるか」


「貴様等、俺に勝て………る…えっ?」


既にマティルドゥの手刀はオーウェンの背後から、心臓を貫いていた。


オーウェンが倒れると一気に500人の陣形が崩れる。


「逃げるぞ〜」


「早くしろ!」


「どけぇ〜」


慌てて逃げ惑う獣人たちの色々な声が飛び交う。


そして数分後には4人で500人を惨殺していた。


「つまんねぇなぁ!」


「リッカルドはすぐに終わらせるから楽しめないんだよ。マティを見てみなよ!」


「ある意味、マティが1番無邪気で残酷だよ」


「お前たち、このまま獣王国を潰しに行くぞ!」


「いいねぇ〜」


「油断はするな!獣王レオナルドは俺たち4人がかりで殺る。雑魚は下に任せればいい」


すると背後には100人の部下たちが待機していた。


「さて、行くか」


「あちき楽しみぃ〜」


そして闇の跳梁者(四天獣魔)の進軍が始まった。


   ◆   ◆   ◆


「獣王様!オーウェン率いる500人がたった4人の闇の跳梁者に全滅しました!しかもその4人は裏切り者のレオ、リッカルド、シモーネ、マティルドゥと判明しました。」


「あの4人にオーウェンたちが殺られるとは思えんがどういう事だ?」


「少し体格や外見、雰囲気も変わってました。そしてものの数分で全滅です。更にその4人と約100人の軍勢が進軍中です」


「そうか」


「どう致しますか?」


「………わかった。すぐに国民の避難にあたれ!」


「はっ!」


「そして四獣士を呼べ!」


「はっ!」


そしてすぐに四獣士のエドアルド、アンソニー、ガイア、グレタがやってきた。


「獣王様、我ら四獣士いつでも準備は整っております」


「スマンが、俺と一緒に殿に立ってもらう」


「光栄です。我らは獣王様に仕え、この国の民を守る事に誇りを持っております。ここで逃げる位なら、獣王様の為に、そして国民の為に命をかける方が誇らしく思っております」


「わかった。お前たちを部下に持てた事を誇りに思うぞ。では参るとするか」


「「「はっ!」」」


獣王率いる四獣士は、たった5人で闇の跳梁者に立ち向かっていった。

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