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7話

僕は無事にカルボの街へ入る事ができた。


「それじゃ早速冒険者ギルドに向かうか!」


僕はこの街をゆっくり見て回りたかったがすぐにでも冒険者になりたかったので僕は冒険者ギルドを目指すことにした。


「あの~冒険者ギルドはどこですか?」


「ん?冒険者ギルドはあの建物だよ!」


僕は近くにいた八百屋さんに冒険者ギルドの場所を聞いて見た。すると八百屋さんは冒険者ギルドの場所を教えてくれた。


「あ、ありがとうございます!それじゃそのリンゴを一つください!」


「お、わかってるじゃないか!」


こういう八百屋さんとかに情報を聞くときは何か物を買わないといけないと聞いた事があったので八百屋さんでリンゴを一つ買っておくことにした。


「よしそれじゃいくか!」


僕は八百屋さんに教えてもらった場所に向かうことにした。リンゴは美味しかったのでその場で全て食べ終えてしまった。もう一個買おうかとも思ったが財布を見てみると僕にはそんなに使えるお金がなかったのだと思い出しもう一個リンゴを買うのは諦めた。


「ここか~」


僕は八百屋さんに教えてもらった場所にまでたどり着く事ができた。たどり着いた場所は大きな酒場のような建物で大きく冒険者ギルドと看板に書かれていた。


「よし、入るか!」


僕は少し緊張しながら冒険者ギルドの扉を開けた。


「うぉ~!」


冒険者ギルドの扉を開けてみると中には屈強な男がたくさんいた。ある屈強な男は酒を飲んでいて、とある屈強な男は他の屈強な男と力試しなどをしていた。


「なんか暑苦しいところだな」


そんな屈強な男たちをみて僕はそう思った。


「よし、受付はあそこだな!」


僕は冒険者受付と書かれているところに向かった。そこには受付嬢と呼ばれる人たちがいた。彼らは冒険者の仕事となる依頼を管理する事である。他には新たに冒険者となる人たちの受付もしているので僕は受付嬢の人のところに向かう。


「すいません」


「はい、冒険者の登録ですか?」


僕は受付嬢の人に声をかけただけなのに、なぜか受付嬢の人は僕が冒険者の登録をしていない事がわかっていた。


「なぜ?と思っているでしょう」


「はい」


僕は素直にそう答えると


「私達受付嬢はギルドに登録している冒険者たちを判別する事ができるのです、だからそれに反応しなかった貴方は冒険者ではないという事なんです」


受付嬢にはギルドに登録した冒険者を見分けるためのアイテムがあるとのこと。それに反応したらその人は冒険者に登録していて、逆にそれに反応しなかったらその人は冒険者に登録していない人になるのだ。


「まぁ、他にも貴方が冒険者に登録しに来たとわかった理由はあるけど、それより速く冒険者に登録したいでしょ?」


「はい!」


そうだった、驚き過ぎで僕がここに何しに来たのか忘れるところだった。受付嬢さんが冒険者に登録するための用紙を準備してくるといって受付の奥へと入って行った。

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