表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

3話

「ん~どうしょうかな~?」


僕は冒険者になるため街を目指しながら、封印のスキルをどうやって戦えるように工夫すればいいのか考えていた。


「僕に出来ることは封印することと、封印を解除することだけだしなぁ~」


僕は封印のスキルについてもっと深く考えて見ることにした。


「よし、考えていても分からないし、試してみるか」


僕は封印のスキルについて考えても思いつかないので試して見てそこから何かいいアイデアが思い浮かばないか試してみることにした。


「まずは、普通に封印してみるか《封印》」


僕はそこらへんにある石を封印してみることにした。


「ん?封印しても特に変わったことはないな」


僕はそこらへんにある石を封印しても封印した石には特に変わったことはなかった。


「な~んだ」


特に変化がなかったので封印した石を蹴ろうと振りかぶり蹴り飛ばした。


「いたっ!」


だが、実際には石は蹴り飛ばされることなく、その場に1ミリも動くことなく存在していた。


「いたた、なんでだ!?」


僕が蹴り飛ばそうとした石は動くことなく、逆に僕の足は何か、重く硬くビクともしないものを蹴った感じがした。僕が蹴り飛ばそうとしたのは石なのにだ。


「まさか!」


僕は封印した石を手に取ろうとしたが、


「ん!ん!動かないな!」


僕が必死に石を持ち上げようとしたがビクともしなかった。


「これが封印のスキルの力か」


僕が石に《封印》をして思ったことは、石はその場に封印されたから動かなくなったということだ。このことから僕の封印のスキルは、その空間に固定することができることがわかった。


「それじゃ、これはどうだ!」


僕は一度石の封印を解除して持ち上げて見た。すると石はすんなりと持ち上げることができた。そしてさらに僕はその石を思いっきり投げた。


「よし、そこに《封印》」


僕は投げた石をその空間に封印することにした。


「よし!これもうまくいったな!」


飛んでいる石を僕は封印することができた。


「え?」


僕が空中で止まっている石を眺めていると石は突然動き出した。


「いつまでも封印しておくことは出来ないのか」


封印しておくにはタイムリミットや限度があるようだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ