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2話

スキルを授かることが出来てから僕をずうっと封印のスキルをどう活かそうか考えていた。


「ん、ん、んん~」


いくら考えてもいい案が浮かばなかった僕は夜が遅かったこともありそのまま眠ってしまっていた。


「おきて、おきなさい」


誰かが僕を揺さぶっている気がする。


「はやく、おきなさい!」


最初は気のせいかと思っていたが、だんだん強くなって来て、しまいにはドン!と強く押されてしまった。


「は、はい!」


僕はドン!と強く押されてようやく僕が眠っていて朝が来たことを知らせてくれた。


「もう朝ですよ」


僕を起こしていたのは孤児院の先生だった。僕は孤児院にいる。それは僕が孤児だからである。僕は意識を持った時にはもう孤児院にいた。


「す、すいません!寝すぎちゃいました」


僕はすぐに身だしなみを整えてすぐに立ち上がった。


「今日は貴方が旅立つ日ですね」


この孤児院には孤児が10歳になるとこの孤児院から出て行かなくてはならない決まりがある。10歳になるとスキルを授かり、一人で生きて行けると言われているからである。


「はい、すぐにここを出ようと思います」


「わかりました」


それだけを言うと先生はどこかに行ってしまった。


「はぁ~今日でこの孤児院とお別れか~」


僕は今日で10歳になり、スキルを授かったので今日までにこの孤児院を出なくてはならない。


「そろそろ行くか」


僕は今まで貯めて来た幾らかの硬貨と装備を身につけてこの孤児院を出た。


「さぁ、どこに行こうかな~」


僕はこれからどこに向かおうか悩んでしまう。


「そうだな、まずは冒険者になるために街を目指すことにするか」


まず僕は冒険者になるために街に向かうことにした。冒険者にならないことには始まらないからな。


「それじゃ街に向かいますか」


僕は冒険者になるため街に向かって歩き始めた。


「はぁ~それにしても、この封印のスキルどう活かそうかな~」


僕は未だに封印のスキルを戦いに生かす方法を思いついていなかった。そのため僕は街に着くまでに、どうにかしてこの封印を生かすか考えながら向かうことにした。

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