ぷろろーぐ
はっぴーにゅーいあー!!!!あけましておめでとうございます!!!申年なので今年もドラゴンを描きまくりたいと思います!(ゲシッ
さて、また調子に乗って書いてしまったわけですが他の作品もおろそかにはしないつもりなので頑張ります!
あ、あと感想くれたりとかしてくれるお優しい方は・・・あ、すいません今のウソです忘れてください別に暖かい言葉駆けてほしいとか辛辣なコメントはお控えくださいとかそんなこと思ってませんよええ少しも。
長らく失礼しました。それではどうぞ。
追伸
これからは前書きやら後書きなんか飛ばしていただいても構いません。いやむしろ飛ばしてください。
このお話は主人公が死ぬところから始まる。いきなり物騒ではあるが、そうしなければ話が始まらない。物語の舞台は主人公の”前世”ではなく”新しい世界においての生活”であるのだから。
さて、まずは主人公の人生の終わりの日に何が起きたかを見ていこう。この日を境目に主人公は大きな分かれ道を歩むことになる。
長いこと引き留めておいて悪かったね。それでははじめようか。『新米神様の創世記』のはじまりはじまり
厄日だ
叶汰は道で盛大にこけ、起き上がりながらそう思った。今日は災難だった。朝から遅刻するし、先生からはとばっちりを受けるし、弁当は忘れるし、まさかの筆箱がないし・・・
そして今、帰り際に思いっきりオープンにすっ転んで元に笑われている。
「ぐはっ、ひゃははははは、高2になって転ぶとか、ふはっ、だっせぇ!うははは」
「うるさい、黙れ」
「ひゃははははは、そ、そんなこと言われ、ぶはっ、む、無理ィ!!!ギャハハハハ」
「畜生、何だってこんな目に遭わなきゃなんねえんだよ・・・」
その後、約5分間元の笑いは止まることはなかった。そのことに腹を立てながらも叶汰はずんずん歩いていく。
叶汰は先月17歳になった男子高校生。背は172と平均で、顔もふつうである。そして性格の方もパッとせず、”地味男A”、”モブ1”、”とある男子高校生A”とでも言った方が性に合っているような男だ。
「ご、ごめん叶汰ぁ~な、ブッ、なるべく笑わないようにはするからよ、ふひゃひゃ」
「そういいながら笑ってんじゃねぇかよ」
「だ、だってぇ~、くははは」
それから元の思い出し笑いを時折織り交えつつ2人は家路を急ぐのであった。
駅にたどり着く。全く、いつも思うけどこの駅は少し込みすぎなんじゃあないか?駅の改札口を取っていつも寄って行く駅のコンビニに入る。
俺がパンのコーナーでメロンパンを選んでいると、元がお菓子コーナーから大漁の駄菓子を抱え込んできた。
「叶汰~今、1040円しかないんだけどどうしよう!!このコーラ味のガムをあきらめるか、か○やきさん太郎をあきらめるか。それが問題だ」
「お前、ホントに駄菓子好きだなー・・・ホラ10円やるよ」
「え!マジ!?いいの!?サンキュー」
それから2人は駅の階段を下りて行った。2人は地下鉄が同じ方向なのでいつも登下校を共にしている。
ガヤガヤうるさい女子高生のわきを通り抜け、ケバ・・・非常に濃いメイクのオバサンの前を通り、スマホをいじっている小学生の後ろを通っていつもの場所にたどり着く。
「ふー疲れたなあ。全くもって疲れたよ。ボクは疲れたアイムタイヤード」
「まあな、今日なんか災難続きだったもんなー」
今日一日あったことについて2人で振り返りながら話した。
やがて5分も待てば”電車がもうすぐ参ります”という表示が表れる。真っ暗なトンネルの向こうからゴォーッという電車の音が聞こえてきたので2人は準備し始めた。
「白線の内側でお待ちしなければならないのですよー?」
「ははは」
だが叶汰は今日の日がその日だということを忘れていた。ついていない日はとことんついていないということを。少しどころではなく尋常ではない数の、まるで一生分の災難が来たかのような今日の日を。
突然元の背中を誰かが押した。それは酔っ払いだったのかもしれないし、通行人が少し触れただけだったかもしれないし、あるいは故意に行われたものだったのかもしれない。
それは誰にもわからないことだが1つ確定していることがある。それは元の体が宙を舞った時と電車が目の前に現れた時とが同時だったことだ。
元の見開かれる目、運転手の焦った顔、電車のブレーキ音。すべてが重なった時叶汰の手が無意識に前に出た。ぐっと元の体が引き上げられる感覚と同時に自分の体が前に倒れていく感覚があった。そして重く、鈍い衝撃が体の側面を襲った。痛みを感じる暇もなく弾き飛ばされ線路にたたきつけられる。バキボキベシャッという鳴ってはならない音とともに見えたのは目の前に迫った火の粉を放つ大きな車輪。
次の瞬間叶汰の体は無残にも引きちぎられた。
何も感じる暇もなく体が引きちぎられた。
あれ?俺の人生もう終わり・・・?期末テストもやってないのにもう終わったのか?彼女だって将来の夢だってできてないのに?俺の人生、何も大したことはできずに終ったのか・・・?
そんな最後まで疑問符を投げかけながら何が起こったのかも正確に理解することもできずに俺の意識はブラックアウトした。
その日は厄日であった
「ほう・・・この少年は・・・」
意識が戻ってみれば目の前にはよくわからないけどおじいさんがいた。優しそうなおじいさんだ。
やはり、俺は死んでしまったのか・・・
改めて現状を見ながら思った。別に三途の川とかそんなんはなかったな。ここは魂を裁くところなのだろうか・・・ってことはこの人が閻魔様なのか?
「少年よ」
何でしょう。
口がないから喋れはしなかったが、なんとなく意思を返せているということは分かった。
「お前は死に対する思いはないのか」
死に対する思いか・・・しいて言えば元が助かったかどうかぐらいしか思い当たることはない。人生を楽しく謳歌したかったという思いはあることはあるが、別にやり直したいとかいう思いはない。
「そうか。お前は不思議な少年じゃな。ああ、元という子だったかの?その子は命は助かったが左の腕から先を失くしてしまったのう・・・」
・・・そうか・・・命が助かったと素直に喜んでいい内容ではないな・・・
「少年、君は転生するのだ」
転生・・・それはよくあるファンタジー世界でチートを貰って生きてゆくっていうあれか・・・?
「いいや。人生とは甘くはない。一人だけ目立った力をやるわけにはならないのだよ。それにファンタジーの世界とやらに生まれるとも限らんのじゃ。記憶はなくなり1から始まるのじゃ。むろん、性別がどうなるかとか人間に生まれるかすらも分からないのじゃ」
そうか・・・分かっていたけどやっぱりざんねんだな・・・
「・・・ふ、ふはははは」
・・・?どうしたのですか?
「少年、わしはそなたを気に入った。お主はどうやら汚れ無き魂をもっているようじゃの」
そんなことがあるはずがない。嘘はつくし、親孝行はしなかったし、虫は見つけたら即座にに殺して1日中ゲームに没頭していた俺が汚れ無き魂だったなら他の人はどうなるのか・・・
「ふははは、うむ、確かに人は醜い生き物じゃ。だが誰でもそれぐらいはしておる。
少年よ・・・今から体を作りかえる。心の準備に割く時間はない。力を抜いてただわしに任せるのだ」
・・・ついに・・・この時が来たか・・・
だんだん感覚がなくなってゆき、俺はまた意識の狭間にもまれて行った。
「不思議な少年よのぉ・・・」
誰もいなくなった白い空間の中、神は一人思った。
あの少年は自分の死について何も感じてはいなかった。そう、何も。普通人というものは何かしら生についてしがみついているものだ。死に恐怖を感じてただひたすらに逃げようとする。その感情があの少年にはなかった。決して死にたがっていたわけでもなく、ただ自分の死についてすんなりと受け入れた。これができる人間という種族は早々にいない。
「さて、少年は世界をどう”創る”のかな?」
そこには何かを期待するように笑みを浮かべた老人の姿があるだけであった。
新作はどうだったでしょうか・・・1か月更新というすろーりーな亀さんでやって行こうと思いますのでよろしくです!