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fall〜coda〜autumn  作者: 井能枝傘葉
49/65

Go to 『  』Ⅳ

「はぁー、明日行けば、秋休みか」

寮の自室。時刻はもう夜の8時過ぎ。

俺は1人ベットに倒れこんだ。

「どうすっかな……秋休み」

1人、呟く。答えが返ってくるわけもないので頭の中で思考する。

一週間弱の連休だ。まぁ部活はあるから学校には生徒が少しすくなるくらいだな。

で、部活に入ってない生徒は……里帰り、か?

全寮制ではなくなった今年、夏休みには里帰りする生徒が増え、その時の寮はそれは静かなものだった。

ただ、秋休みの長さでは、微妙か。もっと長くて年を越す冬休み、もあるし。

俺も、今はな―――

「秋休み……どうするかな……」

再び、1人呟く。


その時、携帯がメールを着信した。


「ん? こんな時間に誰だ?」

携帯を開いて確認。着信者は―――

「竜華?」

以外な相手に、メールを見ると、至ってシンプルに一行だけ。


 明日、学校が終わったら話がある。


「話?」

話ってなんだ? 気になるから、今折り返しメールしてみる……

……いや、やめておこう。

明日、話があるというのなら、明日には竜華本人の口から聞けるというわけだ。今ここでメールするのは無礼だな。そもそも、言ってくれるわけないだろうし。

「明日、な」

にしても、話ってなんだろうな……


ま、明日には分かるか―――





5th day fin




Next go to → 『   』

ついにこの物語の根本に近づいてきました。ここを終えた時、ようやくこの物語の意味を知ることになるのでしょう……おそらく。もう分かっている方もいるかもしれませんが。


それでは、

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