紅のプリンセス
世界では、『覚醒病』という病が流行していた。感染者は皮膚が鉄のように硬くなり、爪は刀のような鋭さをもつ。その様が人間の身体を進化させたように見えたため、『覚醒病』と名付けられた。
そして、それを狩る使命を与えられた、紅蓮の炎を操る力をもつ『緋女』。今年、高校生になったばかりの川崎カオルは、『緋女』――橘美姫(たちばなみき)――と出会った。
そして、それを狩る使命を与えられた、紅蓮の炎を操る力をもつ『緋女』。今年、高校生になったばかりの川崎カオルは、『緋女』――橘美姫(たちばなみき)――と出会った。