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9/12

9.お昼ご飯 2022/6/3金

 家に帰るとようやく気持ちが落ち着いた。冷静になって今日の出来事を客観的に思い返すと、唄陽の言葉はまるで……。


「プロポーズみたいだったな……」


 一緒に大人になるただ一人の相手をあたしに決める。額面通りに受け取れば、そういうことになってしまう。

 具体性に欠けるし、唄陽にそういう意図は無いにしても、噛み締めれば甘い蜜が染み出してきた。辛いときに思い出せば、それだけで乗り越えられそうな味だ。

 こういうのを"浮かれている"と言うのだろうか。あたしの辞書に無かった文字が、今では赤線で強調されるレベルになっている。

 唄陽の友達になり、更に他の友達より先の特別な関係を築けている。特別じゃなくても良いなんて嘘だった。あたしは唄陽の特別であることにどうしようもなく好意的な感情を抱いている事実があるのだから。

 落ち着いていたはずなのに、いつの間にか体が揺れ始めていた。勉強机とセットの回転椅子がキィキィと軋み、溢れ出す気持ちのままに一回転させた。


「いてっ」


 足の小指を机にぶつけた。アホである。ジクジクと鼓動のリズムに乗せた痛みが末端で奏でられ、どれだけ周りが見えていないかを歌う。

 何なんだ今のあたしは落ち着こう。

 明日の約束は取り付けてある、というか向こうから誘ってきている。慌てる必要はない。

 お昼、お弁当、どうしようか。唄陽と一緒に食べるとなると、それだけで口の中が甘くなりそうだから、辛めの味付けにするべきか。

 こんな発想になる時点で落ち着けていない。

 唄陽の何があたしをこんなに揺さぶっているのか、自分でも分からなくなる。

 顔はかわいくて、性格は優しくて、見ているものは奥深い。それだけで一緒に居て満ち足りる理由としては十分な気がするけど、パズルのピースはまだ欠けていた。それは多分人間関係を表す言葉で、あたしには人間関係の経験値が不足しているから、どれだけ脳を搾っても言語化できる気がしない。

 いつか答えに辿り着けるまで成長するのだろうか。分からない。

 あたしが未来について分かるのは、明日も太陽があたしを照らすということだけだ。


 前言撤回。あたしは明日のことすら分からない。明くる日、太陽があたしを照らすことはなかった。

 つまる話、外は雨だ。世間は今、そういう季節真っ只中にあった。

 屋上、ご飯、屋上……。雨天中止。晴耕雨読。は関係ないけど、三日も畑仕事をしたなら、本でも読んで休めあるいは勉強もしろという神様の粋な計らいだろうか。全くもって迷惑な。


 ただでさえ億劫な暗い空に不安な気持ちが乗り合わせる電車の中、唄陽を探した。乗り換えてくると思われる駅のホーム、濡れた車窓の向こうにもその姿は見当たらない。普段はもっと早い電車に乗っているみたいだし、そうだよな。昼食について話すタイミングを失った。

 いや、別に教室で話せばいい。少なくとも唄陽はそれを拒みはしないと確信できる。あたしが踏み出せば、唄陽との時間はもっと増える。手を引かれるのではなく、自分の足で、前向きに。


 あたしは教室に入り、無言で自分の席に座った。

 あたしの前向きさは、勝手に感じた同級生たちの圧により店じまいしてしまった。教室というのはどうしてこんなに喉が詰まるのか。ひとえにあたしが積み重ねてきた印象の賜物である。

 話しかけるなオーラを全方位に放出するのはやはり楽で、この教室でのあたしの在り方であると認識する。

 右から感じる視線を避けて、あたしは身体を左へ捩じる。唄陽もお昼をどうするか話したいのだろう。でも、教室で変に関わらないで欲しいという旨の二日前の要望が効果を発揮しているようだ。

 とはいえ、待っていれば時間までに唄陽から何かしらのアクションがあるだろうことは予測できた。

 でも。

 受け身過ぎるのは、なんか嫌だ。

 あたしにできることはある。

 どうせ必要になることだし、それならあたしから。

 ノートを一ページ破る。右手にペンを、左手に携帯を。書いたものを、サッと右隣の机へ。

 後は唄陽に委ねる。こんなので、自分から踏み出したと言えるのかは疑問だけど、まあ、何もやらないよりはマシのはずだ。



 昼休みになり、あたしは唄陽と二人で居る。場所は、屋上への階段の一番上。


「目を合わせてくれなくてジーっと見てたら、良いもの貰っちゃった」


 どんより暗くて、雨のせいで蒸し暑さが満ち足りている悪環境の中、唄陽はそれを意に介さず笑った。


「メアド、どうせいつかは交換するだろ。それなら早くても良いし」

「そうだね。でも、学校では携帯使っちゃ駄目なんだよ?」

「そうだな優等生。屋上も入ったら駄目なんだけどな優等生」

「あははははは!」


 唄陽は階下まで響きそうな笑いでごまかした。本当に教室の優等生と同一人物か疑わしくなる。

 まあそれはよくて。あたしの無言のパスに唄陽がちゃんと答えて、メールで昼食をどうするか決めてくれたから、細かいことは気にしなくていい。

 青い空も静かなる風も無いけど、あたしと唄陽と弁当二つ、最低限必要なものは揃っていた。

 階段に並んで座り、弁当を広げる。唄陽の弁当の内容物を見ると、手で隠された。


「うちの弁当、大体冷凍食品か昨日の夕飯の残り物だからさ、見られると恥ずかしいなーって」

「あー、そう。あたしも昨日の残り物あったらよく使うよ」

「よく使うって、捩菜ちゃんが自分で作ってるの?」

「まあ、うちあんまり親が家に居ないから」

「おぉー……」


 家事をやってることに対してなのか、親が居ないことに対してなのか分かりづらい反応をされた。別にあたしはどちらに対しても不満はないので、気を遣われる前に流しておく。


「せっかくだし、どれか食べるか?」

「え、良いの?」

「家族以外の感想を聞ける良い機会だしな」

「ほー、そういうことなら、是非とも頂こう。どれどれ」


 勧めてみると、かなり乗り気になられた。唄陽は鑑定士のつもりか、指で作った丸越しにあたしの弁当の品定めを始めた。ただ見づらくなるだけだろうな。


「よし、この卵焼きに決めた!」

「あー、これは、まあいいか」

「んーなになに?選んじゃマズかったやつ?」

「不味くはないぞ、自信作自信作。遠慮なく食べていいから」


 あたしはまだ使ってないしと思って、自分の箸で卵焼きを掴み、唄陽の弁当箱に移そうとする。すると、その動作に合わせて、唄陽が口を開けた。


「あーん」

「じゃないけど」

「じゃなくないよ」

「……」


 変な日本語でゴリ押ししようとする唄陽。知らないふりしてさっさと弁当箱に移せばよかったものを、あたしは箸を止めてしまった。ピクピク、どちらにしようかなと腕が震える。

 ……いや、あーんは無い。結構仲良くなったとはいえ、まだ4日目。距離感という物がある。それに従うなら、このまま卵焼きをポトンと落とせばそれでいい。

 なのに、未だに上向きの引力は健在である。誰かがあたしの腕を掴んで唄陽の口へ近づけようとしているように。誰だ、その正体は。


「まだー?」


 未だに口を閉じる気配無く待ち続ける唄陽。それを見ていて分かった。その姿は餌を待つ雛鳥のようで、あたしを吊り上げているのは、母性。子が飢えないように餌を口に運ばなければいけない使命感、きっとそういうものだ。決して私自身の欲望が絡んだものではない。ねだるのが上手い唄陽に、しょうがないな、と卵焼きを与えればいい。それだけ。


「しょうがないな」

「そうだよあぐ」


 適当な相槌を打つ唄陽の口に、謎の緊張で震える箸でもって、卵焼きを突っ込んだ。喰らえ、という気分だった。


「んふんふ。……あれ?思ってた味と違う」


 咀嚼する唄陽の眉がくにゃっと曲がった。きっと甘いのを想像してたんだろうけど、生憎今日の弁当はワケアリで甘さ控えめだ。


「卵焼きは卵焼きでも、出汁巻き卵だからな」


 驚かされてばかりの唄陽に不意打ちが成功したのが嬉しくて、勝ち誇ったように今食べた物の正体を告げる。


「なんだとー、一瞬何か言いかけたのはこういうことだったのか!わたしが勘違いしてるのに気付いてて言わないなんて、悪者だ!」


 唄陽はそう文句を言いながら、もしゅもしゅと咀嚼を再開し。


「分かってて味わえばすごく美味しいね!それに大人の味って感じも好き!」


 割とすぐに顔を綻ばせたのだった。あたしとしては満点の反応で、まだ何も食べていないのに腹が膨れる気分だった。


「それは良かった。他のはどう?」

「まだいいの?太っ……、腹は女の子に言う言葉じゃないね。えっと、大富豪?」

「それは事実と異なる」


 気前がいい、は思い浮かばなかったのか。うちは母親一人の稼ぎだし、どちらかと言うと貧しい方だと思う。

 それはさておき、成績の割に言葉選びが怪しい唄陽に、更なる餌付けを目論む。一人分のご飯で二人の腹が膨れるなら魔法みたいなものだから試してみたい。


「この肉じゃがは昨日の残り物で、使ってるニンジンは昨日唄陽にもらったやつだぞ」


 畑にあった食べ頃のニンジンを唄陽に頼んだら簡単に譲ってもらえたから、早速料理に使ってみたのだった。自分で食べてすごく美味しく感じたけど、妹は普通と言っていたので、唄陽が作った野菜は美味しいだろう、というただの思い込みかもしれない。


「おー、うちの子がこんなカクカクゴロゴロな姿にされてしまった」

「食べたくないか?」

「いや食べるよ。わくわく」


 うちの子呼びしておいて、淀み無い返事だった。当然のようにまた、あーん、と口を開けて待ち始めたので、あたしも少しは慣れたものとニンジンとおまけに肉の切れ端を箸に挟んで押し込んだ。


「んふんふ……」


 柔らかそうに動く頬を何となく眺める。何も言わずに食べているだけで絵になるのは美少女の特権だな、なんて仄かに思わされたり。


「んまー、だ。冷めてるのにホロホロほどけてくー。後、お肉の旨味が行き渡ってるって感じ。これ、かなりいいお肉使ってるでしょ?」

「いや、めちゃくちゃ安い奴だぞ。でも、まとめて大量に買い込んだら店の人がすごく良い牛脂をおまけしてくれてさ、それを入れてみた。どんな肉料理も一段味を引き上げてくれる最強の調味料だよ」

「ほぉー……。限られた食材の中でも、最大限に美味しいものを作る、料理人の鑑だね。いつも捩菜ちゃんのご飯が食べれる妹ちゃんが羨ましいよ」


 感心感心とお世辞の感じられない誇大な誉め言葉を受け、反応に窮する。あたしにとっては誇大でも、唄陽にとってはそうではないのだから、素直に受け止めておくのが正解なのだろうけど。胸がこそばゆくて仕方ない。


 それからはそれぞれの弁当を普通に食べ始めた。

 味は別に甘くは感じなかった。辛い訳でもなかった。今使っている箸の先端が、唄陽の口に入った物だと意識してしまったせいで、味覚に異常が現れているように思えた。

 そういうのは男女で意識するはずのもので、あたしたちの間にそういうのがあるのはおかしい。昨日プロポーズだとかなんとか飛躍した想像をしてしまったのが原因か。友人免疫の不足が祟った自業自得と言える。

 心を無にして、おかずの味が分からないままなんとか喉に流し込むのを繰り返す内に、弁当箱は空になった。それを片付けて脇に置き、なんか肩が無駄に凝ったので楽な体勢になろうと背中を伸ばす。

 同じく食べ終えた唄陽にも身体を伸ばしたらどうだと目線で語ると、唄陽は足を大きく開いた。……スカートなのに大胆過ぎて、もし男子生徒が階段の下からやってきたら、とてもアレなことになるのが確定的な。多分誰も下から来ないし、見える可能性のあるあたしは女だから、問題ないと言えば問題ないのだけど。だから指摘もまあしなくていいか、とか考えて目を逸らそうとしたその時。


「こことかどうかと思うんだけど」


 唄陽は微笑んで、開いた両足の太ももをポンポン叩いて、何かを示してきた。何が言いたいかを理解するのは難しかった。


「日本人の読み取り能力は高いらしいけど、流石に色々省きすぎじゃないか?」

「そっかぁ。それじゃあ詳しく説明させてもらうと、わたしの足の間に捩菜ちゃんが座って、わたしを背もたれにすれば楽なのではという提案にございます。色々分けてもらったお礼と思って」

「なるほど」


 今更ながら、唄陽に距離感という概念は無いらしいと悟った。

 あたしが唄陽の足の間に収まる図は想像するだけでも、なんだこれ、となり、次いで心臓に高熱の火が灯った。受け取る側が恥じ入るのが確定のお礼とは斬新な。

 唄陽は人前での関わり方には配慮してくれているみたいだけど、逆に二人きりなら何をしてもいいと思っているのかもしれない。対するあたしは、二人きりだとして、何をされたら困るのか?……困るのか?唄陽に距離を詰められるのは、まあ人慣れしていないあたしにはそれなりの気恥ずかしさを感じさせるけど、同時にすごく満たされて浮き上がるようで――。そこまで考えて、あたしの素直さはエネルギー切れとなった。

 素直じゃない思考回路によるならば。あたしの為に作られたその空間を埋められるのはあたしだけな訳で、いつまでも唄陽にこの危うい体勢を取らせておくのは万が一の事態を引き起こす原因ともなる訳で、最も効率的にその事態を回避する方法があたしの身体を使うことな訳であるならば。


「……そういうことなら」

「ずいぶん間があったね」


 不思議そうにする唄陽を無視し、さも普通の事のように、あたしはそこへ収まりに動いた。少し覗けば見える物を見ないようにして。足がもつれるのにも注意しなければ、階段では命取りだ。

 ゆっくりと狙いを澄まし、唄陽が座る最上段の一つ下の段に、すとん。


「いらっしゃーいな」

「ああ」

「なんで背中丸めてんのさ。それじゃ意味ないじゃん。えいっ」

「うがっ」


 背中を離して座ったら、首に抱き付かれた。そのまま、まさかの強制リクライニング。後頭部が、はわ、はわ。


「はわ」

「い?」


 唐突なハワイ。ああそうか、この触れた場所の柔らかさは海の彼方のリゾート地みたいなものか。じゃあ暑いのも納得だ。リゾート地なのに身体がガチガチに固まってリラックスどころじゃないけど。いやリゾート地じゃない見事に混乱させられている。


「ちがう。あつい」

「立地が悪いからねー。これで我慢してね」


 唄陽の手が呑気に風を仰ぐ。首筋に生温い風がそよぐも、あたしの熱がその程度でどうにかなる訳がない。


「ていうか、まだ固いね。もっと、ぐわー、ってしていいんだよ?」

「これ以上何をどうしろと……」


 前にぐわー、された時のことを思い出すも、とてもあたしにあんなこと出来る気がしない。アレは唄陽にのみ許された技だと思う。

 けど、このままでは駄目だ。唄陽の次の行動を読む。多分、あたしがリラックスできていないと伝われば、次に始まるのはマッサージとかになる。それにあたしが耐えられるか定かでない。その前に、動く。

 唄陽に沈むように、肩の力を抜く。精いっぱいのぐわー要素として、腕を移動させて唄陽の太ももを肘置き代わりにしてみる。傍から見れば訳の分からない状況、いやもう自分でも半分以上分かってないけど。


「おおー、良い感じだね。よしよし」

「な、撫でるなよぉ……」


 結果、マッサージは避けられたけど、似たような行動をされるハメになった。頭を撫でられ、首が熱された羊毛みたいに縮む。


「撫でられるのが嫌いな生物は居ないというわたしの研究成果があります」

「お前のかよ。でたらめだ。ていうか甘えるのが好きとか言っておいて、逆だろこれ」

「どっちも捨てがたいよね、妹になるのも姉になるのも。時と場合によってどっちが甘えるか替えっこするようにすれば最高だよね」


 頭を慈しむような柔らかい手つきで撫でられ、その上から弾んだ声が降りかかる。顔が見えなくても、唄陽がこの状況を楽しんでいるのがよく分かってしまう。同級生と密着するのにどうして何の抵抗も無いのか、その秘訣を探りたいレベルの余裕の差だ。


「い、妹とか姉とか言ってるけど、あたしたちは友達だろ?相応の距離感ってものが常識的に」

「常識に囚われちゃ駄目だよ。普段は友達、どっちかが甘えたいときは姉妹ってことにしよう」

「無敵か……」


 あたしはあえなく諦めるしかなかった。あたしの言葉の対人ナイフは(なまく)らで、唄陽に刺さることはあり得ない。弾き返したその手であたしの手を取ってくるから、戦意喪失もやむなしとなる。

 ……それにしても、あたしから唄陽に甘えたいなんて思う日は来るのだろうか。もう来ている、訳はない、として。仮に来たとして、あたしから甘えに行って妹と化するのは、宇宙人との交信が実現するのとそう確率が変わらない事象だ。

 そのはずなのに、どうにもいつかそんな日が来るんじゃないかと心のどこかで思い描いてしまう辺り……。あたしは唄陽をまた一段と好ましく感じてしまったのか。あーもう素直エネルギーはもうないんだって。



 午後の授業がが始まった。まだ肩がギクシャクしている。梅雨の多湿とも違う内側からの水気に張り付く服の感触が酷い。

 それでも午後の授業は当たり前に行われ集中力を要求してくるのだから、あたしは大変だ。原因となった唄陽を少しは恨んでもいいのかもしれない。そいつは右隣で平然澄まして教師の声に耳を傾けている。よく見ると制服の正面に少し乱れた皺があるのに気付いてしまい、その理由を思い出してあたしの集中力には更なる湿気が入り込む。

 ……恨むは冗談にしても、唄陽と居るとどんどん身体が不健康になっていくような気がしてならない。大人になると肉体は衰えていく一方だと聞くから、これが大人になるってことか。

 ……集中力が無いとしょうもない事が浮かぶな。

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