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53 火山へ



「って感じで倒してきたんですけど、どこが楽勝なんですか!結構必死でしたよ。」


と、ギルドのテーブル席でユウさんに不満をたらす。


「いや…、普通は攻略とか調べるんだよ…。」


「でも、最初は自分でやってみたいじゃん。」


謎のプライドが攻略情報を調べるっていうことを邪魔をする。ま、失敗してから考えようっていう性格なのもある。


「ま、そんな考えもあるだろうけど…。で、やっと火山にいけるんだね…。」


「そ、やっと二人に追いついたね。火山って何か準備するものとかあるの?」


そう、ランクが上がったことにより今まで行っていた鉱山とが逆の山の火山エリアに入ることができるようになった。そしてもう二人は火山エリアで活動中だった。それに追いつきたくて先日私はフィールドボスに挑戦しにいったのだった。


「特には…、でもちょっと暑いかも…。」


暑いのか、最近夏休み入ってバイト以外でそんなに外出てないから暑いの慣れてないかもしれない。

にしても、さっきから周囲にすごく豪華な装備を着た人たちが集まってきている。フルプレートを着込んだ大きな盾を背負った人や分厚いローブに身を包む魔法使い風の人、他にも続々と猛者臭がする人たちがいる。


「ね、あの人達も火山エリア行ってるのかな?鎧着てる人とか熱くないのかな?」


「あ、うん…。たぶんあの人達は鉱山の山頂が目的だと思うよ…。なんか大きなクジラのボスがいるらしい…よ?」


クジラ!それはすごく興味が引かれる。でもクジラってハクジラ類とヒゲクジラ類といるけどどっちなんだろう。私は断然ヒゲクジラ派なんだけど、こっそり今度見に行ってみようかな。


「そうなんだ、あんなガッチリ装備固めた人たちが行くってことは結構強いのかな?」


「相当らしいよ…、まだ討伐報告ないからね…。」


そんななのか、えっと、ちょっと見て帰ろう。私なら瞬殺されるだろうな。


「二人共お待たせ~、ちょっと注文に文句言われちゃって遅くなったわ~。」


「それはそれはお疲れ様です。じゃ早速行きましょうか。」


今日の予定はみんなで火山エリアの探索ツアーの予定になっている。ツアーと言ってもほとんどはルリさんの素材集めの手伝いだけどね。


「誰連れていけばいいですか?どんなのが居るんでしょうか?」


「そうだね~、カスミさんとモカさんは確定で欲しいかな。あとは任せるよ~。」


「あとはもふもふを…。」


ユウさんが何か言っているが知らないふりしとこ。


「それじゃ、レッツゴー。」

|ω・) 年度末が来るぞー!

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