04 スキル
スキルレベルを追記しました。
「ふむ、いたって普通のステータスだな。スキルを取ってないみたいだな、何か取ってみてはどうかな?気になることがあれば聞いてくれ。」
そう言い終わるとまた視界の左上に補足説明が出てきた。
訓練所の中ではスキルのお試しが可能です。訓練所を出てからは一度取ったスキルの変更には特別なアイテムが必要になるため注意してください。
なるほど、ここではスキルの体験ができるのね。
そんなことを思いながらスキル枠を選択するとずらーっとたくさんのスキルが出てきた。
剣術に槍術、弓術など武器に関するスキルに火・水・風・土の魔法に関するスキル、料理や鍛冶に農業といった戦闘には関係ないようなものまでいろいろあった。
やりたいことは決まってるけど、あまりゲームをやらないのでどれがそのスキルか分かんなかったので聞いてみることにしてみた。
「もふも、、じゃなくて。モンスターを仲間にするにはどうすればいいですか?」
「モンスターを仲間にするにはテイムのスキルが必要になる。テイムの方法はモンスターによって違うが、だいたいは弱らせるか仲良くなってからスキルを使って契約する事ができる。」
ふむふむ、なるほどね。テイム、テイムっと。あったあった。スキル多すぎて探すのも一苦労だな。
やっと見つけたテイムのスキルをとりあえず獲得した。あと2枠をどうするか考えながらいろいろ試してみることにした。
それから30分後、どうやら私に近接戦闘は無理なことだけはわかった。運動神経は悪くないと思ってたけど、実際にやってみるとあまり様になってる気がしなかった。そもそもあまり戦闘する気はあまりないからいらない気もしている。
そんなこんなでジェフさんに相談しながらスキルを選び終わった。
「よし、スキルも獲得できたしあとは装備が必要だな。ここにある武器から好きなものを選んで持ってていいぞ。防具はこれをあげよう。」
《質素な革防具を受け取りました》
防具を受け取りながら武器を選んで訓練所を後にした。
訓練所でもらう武器は魔導書にした。
魔法を使うためにはロッドやスタッフとなどもあったが、それぞれ魔法を使う際に特徴があった。その中から魔導書を選んだ理由は、事前に魔法を詠唱していつでも発動できるようにストックできるのが便利そうだと思ったから。
もらった装備をセットして、忘れずにステータスポイントも振ることにした。
とりあえずなにかあっても逃げれるように俊敏性と体力に均等に振ってみた。
【アカリ】Lv1
体力(HP) 50/50→55/55
スタミナ(ST) 50/50
筋力(STR) 10
知力(INT) 10
俊敏性(AGI) 10→15
器用さ(DEX) 10
重量(WT) 10
ステータスポイント:0
スキル:<テイム:Lv1> <隠密:Lv1> <転移魔法:Lv1>
装備:質素な魔導書、質素な革防具
残りのスキル枠には隠れるのに特化した隠密と移動や逃走に使えそうな転移魔法にした。戦闘は最初っから仲間にしたモンスターにやってもらうつもりなので私は逃げに徹してみた。
やっと冒険の準備ができた。ここから私のもふもふライフが始まるのだ。
|ω・) みなさんはチュートリアルとばしますか?
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