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幻想奇譚

朧月

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

幻想奇譚です。残業した話。

物事が全て万事上手く行くとは思っておりません。えぇ、想定外の事なんて、幾らでも。そんな時に、楽しいこと、綺麗な事を探すのが、さり気ない楽しみなのです。

今日はそんな想定外の中で起きた、柔らかい一つの光。優しい月光の話。


最近は少々物事が立て込んでおります。普段は時間内に終わる出来事が、中々に予定通りに行かない。どうしても多くの時間を抱えてしまう。そんな時期で御座います。今日も予定を大幅に過ぎて、バスへと乗り込みました。帰宅時間から数時間後。幸運にも空いていて、そっと一人がけの席に腰掛けます。ちらりと視線を上げると、車窓から見える夜空はほんのりと曇っており、星空を隠しておいでです。

そう言えば、最近は星空を見ておりませんね。星空どころか……月も……。なんだか寂しくなって、休日の予定を。プラネタリウムに行きましょう。そうしたらきっと、満天の星空が拝見出来ます。優しいお声に耳を傾けて、寝転びながら……安らかに。今からとても楽しみです。

内心嬉々として顔を綻ばせていると、何時間にか停留所に。足を下ろすと周りを覆う、優しい闇。全てを溶かす熱も、肌を突く冷気も、今はなく、あるのは甘い温度。

春は良い季節で御座いますね。近くの信号機は生憎の赤。それならばと夜空を見上げると、恋焦がれていたものが一つ。

今までに見た事も無いような天満月(あまみつき)。そこに霧のような雲がそっと被さっております。まるで障子越しに焔を見ているようにぼんやりと。脳裏に浮かぶのは一つの単語、朧月。言葉の使い方が正しいか不安になりながら、見詰めて仕舞います。ですが月の輪郭をぼかして溶けるようなその様は、朧と形容しても差し支えが無いでしょう。

せっかくなのです。私は信号機の色が変わると同時に桜の木の下まで駆け出しました。もう大分花が落ちて、青い新芽が顔を出す枝。その少し、欠けた完全さが、今の朧月と重なって思わず笑みが零れて仕舞いました。

プラネタリウム初心者の私です。気が向いた時に訪れて、解説に耳を傾けるだけの間柄です。故に、そこで朧月なるものを目に入れた事がないのです。今の技術でしたら再現は可能かも知れません。けれども、この霞んで消えて仕舞いそうな儚さは今だけの特権です。あぁ、ほら、悪戯な雲が雲を隠して……でもそれも風流で御座います。明日は星空、拝見出来ると良いですね……。

段々とおかしくなり、まともに戻るあとがき。 ルナティック!!


そう言えば、久しく月を見ていないなと。

今日は見えたんですけど、綺麗な朧月。

そういや人生初な気がします。朧月見るの。

あんなに綺麗だとは思いませんでした。

技量が追いつかない( ˙-˙ ) あの輪郭のぼやけ、何とも形容しがたく。

そしてバナナチップが食べたくなりました。

食べました。美味しいです。月を取り込むのです。ルナティック。


これ以上気狂い起こす前に、真面目な話を。


皆様、月って御覧になってます? 私は最近ご無沙汰です。

桜も散ってしまいましたし、月との併せ技は来年にかけます( 'ω')

カルぺの愛情分からせ、出しました。自分に勝った!!

次は耽美奇譚で完全無欠を破壊する話とかでも。

ささやかな情交で、デートするネタとか。

(たまには年齢指定ないものも書きたいなーと)

書くかは未定ですが⎛;c*•ヮ•⎞

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