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第二十話 幻想より出でて


 見上げるような巨躯きょくは筋骨隆々。巨大な剣を構える姿は威風堂々。


 額から伸びる角は雄々(おお)しく天をき、赤いまなこは戦意を宿して爛々(らんらん)と輝いている。


 鉄色の肌は鋼鉄のごとく強固で、地を踏みしめる足は確固として揺るぎない。神社城郭を守る石像が動き出せばこうもなろうか、というたたずまい。


 鬼神と対峙たいじした俺が真っ先に感じたのは静けさだった。ティティスの森に出現したヒュドラはそれ自体が一個の災害として荒れ狂っていたが、眼前の存在にはそういった騒がしさはない。


 かわりにあるのは、恐ろしいまでに研ぎ澄まされた戦意だった。制御された戦意は闘志と言いかえることもできる。幻想種まものではなく人間と対峙たいじしているような錯覚に襲われ、俺は小さく眉根を寄せた。


 次の瞬間、鬼神が動いた。


 巨人が地を蹴るや、砲声のごとき轟音があたりに響き渡る。地を鳴らし、風を裂いて迫り来る姿は突進する巨象を思わせた。


 鬼神が手にしているのは俺の身長ほどもある大剣である。ただの武器ではないことは、陽炎かげろうのように刀身をおおう赤い魔力が証明している。これに直撃されれば、人間の身体など原形をとどめず砕け散るにちがいない。


 瞬く間に俺との距離をつめた鬼神から、むせるような血臭が吹きつけてくる。よく見れば、鬼神の身体にはおびただしい量の血痕がはりついていた。それが御剣邸における戦果であることは火を見るより明らかである。


 その戦果に俺をも加えようと、鬼神が大剣を振り上げる。直後、空間そのものを両断する勢いで大剣が振り下ろされた。



「――くッ!」



 ソウルイーターで剛撃を受けとめた瞬間、すさまじい衝撃が全身をつらぬいた。


 重い。重い。ただただ重い。大剣の重量、斬撃の重さ、そして鬼神の重圧がまとめてのしかかり、全身の骨という骨がきしんでいる。


 もとより向こうは三メートルに届こうかという巨体である。体格では勝ち目がなく、真っ向からの競り合いでは不利にならざるを得ない。


 鬼神もそのことを認識しているらしく、このまま力ずくで押しきってしまおうと、俺におおいかぶさるような体勢でぐいぐい大剣を押し込んでくる。ソウルイーターの黒い刀身と鬼神の赤い大剣が激しく噛み合い、焼けるような金属音が鼓膜をかきむしる。


 少しでも力をゆるめれば、その瞬間、俺は真っ二つに両断されてしまうだろう。



「く、く……!」



 全力で大剣を押し返しているうちに自然と唇から声が漏れた。ティティスの森でヒュドラを喰ってからこちら、ここまで必死に力をふりしぼったことはない。


 十秒、二十秒、三十秒――死を賭した力比べは終わらない。


 単純な膂力りょりょくは向こうがまさる。たのむところはけいによる身体強化だが、なにせ相手は幻想種だ。勁量けいりょうは膨大であるし、地力でまさる分、強化の効率も良い。


 俺はあらためて眼前の鬼神を見た。


 こちらを押し潰さんばかりの勁圧けいあつを放ち、身の毛がよだつほどの鬼気を漂わせる異形の巨人。


 ここまで至近で向き合えば力量を見誤りようがない。こいつは間違いなく幻想種と呼ばれるにふさわしい力を持っている。



「くくくく……!」



 ああ、だめだ。初撃を受け止めてからこちら、何とかこらえようと我慢しているのだが、どうしても声がもれてしまう。


 喜悦の声が。


 先の幻想種ヒュドラとの戦いからまだ三月も経っていない。こんな短期間で再び幻想種を喰う機会に恵まれようとは予想だにしていなかった。


 今回の鬼人の襲撃はいくつもの思惑がからまっている様子だが、裏で糸を引いている者が誰であれ、今日という日に事を起こしてくれたことには感謝しよう。一日でもずれていたら、俺が鬼神と戦う機会は訪れなかったであろうから。



「くく……さて、そうと決まれば本気でいくか」



 ここまでは鬼神の力量をはかるために様子を見ていたが、あまり時間をかけると、この場に他の旗士きしたちが来てしまう。特に剣聖や双璧が出張ってくれば、単身で鬼神をほふってしまうに違いない。連中が姿を見せる前に鬼神をしとめておく必要があった。


 ……まあ、御剣邸を攻めた鬼神が健在であるということは、少なくとも剣聖には戦う気がないのだろうけれど。何故といって、もし御剣家の当主に戦う気があるのなら、鬼神はとうの昔に細切れにされているはずだからである。


 そうなっていない以上、剣聖には戦う意思がないと断言できる。


 滅鬼めっき封神ほうしんの掟を掲げる幻想一刀流にとって、鬼神は不倶戴天の敵。しかも、ここにいる個体は間違いなく青林旗士を殺している。己の配下を殺された剣聖が鬼神を見逃した理由は定かではないが、結果として俺に益するなら深く考える必要はないだろう。


 というか、考えたってどうせわからない。あの人の心の中なんて。



「――おおおおおおおおおおおお!!」



 心に降りかかったよどみを払い落とすように俺は咆哮をあげた。噴出するけいは激流となって全身を駆け巡り、細胞の一片にいたるまで血肉を沸き立たせる。


 拮抗きっこうしていた力比べに変化が生じた。少しずつ、けれど確実に、黒刀が大剣を押し返していく。


 鬼神の巨大な眼が大きく見開かれ、その奥で赤い眼球がぎょろりと動く。驚愕のあまり目をいた――ように見えた。


 と、次の瞬間、全身にのしかかっていた重圧が唐突に消滅した。鬼神が剣を引いて俺と距離をとったのである。


 ここで鬼神が退いたのは、俺を力ずくで押しきることができないと判断したためだろう。そしてもう一つ、この場にいる他の旗士きしたちが動き出したことに気づいたためでもあるだろう。


 俺と鬼神が競り合っている隙に、シドニーとさい、セシルが鬼神を取り巻くように位置を変えつつあったのだ。


 俺はそれを見て小さく舌打ちした。



「手出しは無用。お前たちは女子供を守ってろ」


「そういうわけにはいかないよ、そら。私たちも戦う」



 俺の言葉に応じたのはさいではなくシドニー・スカイシープだった。黄金世代で最も温和な人物。


 むろん、シドニーは温和なだけの剣士ではない。ひとたび剣を抜けば鋒鋩ほうぼうは朝露のごとくきらめき、敵は血煙をあげて倒れ伏す。先刻は祖父が人質になっていたから冴えない立ち回りになっていたが、祖父が解放された今は全力で戦える。


 シドニーの顔は鋭く引き締まり、射るような眼差しを鬼神に向けている。その横顔はりんとしてうるわしく、一部の女旗士(きし)たちが見れば黄色い歓声をあげていたに違いない。


 そんならちもないことを考えている間にも、シドニーの言葉は続いていた。



「あの鬼人、いや、鬼神は強い。いくらそらが強くなったといっても一人では危険だよ。増援が来るまで私たちと協力――」


「お断りだ」


「え?」



 途中で言葉をさえぎられたシドニーが怪訝そうな声をあげる。


 俺は戸惑うシドニーに率直に要求を伝えた。



「俺はお前たちに背中をあずける気はない。もう一度だけ言う。手出しは無用だ」



 心情的にも、力量的にも信用できない相手。おまけに、まかり間違ってシドニーたちに鬼神のトドメを持っていかれたら、天文学的な量の経験値たましいを喰いそこなうことになる。


 俺にとってシドニーたちはあらゆる意味で邪魔だった。


 ここまで言ってもなおしゃしゃり出てくるつもりなら、そのときは鬼神の前に邪魔者を片付けてやる。


 言葉にしては言わぬ。だが、敵意を込めた眼光でにらみつければ、こちらの意図はいやおうなしに伝わるはずだった。



そら……そこまで……」



 シドニーの秀麗な容貌がくしゃりと歪む。どうやら正確にこちらの意図をみ取ってくれたようだ。


 念のため、さいとセシルにも一瞥いちべつをくれて牽制すると、さいは皮肉っぽく笑いながら、セシルは悲しげにうつむきながら、それぞれ後退した。


 そうして後顧こうこうれいを絶った俺は、あらためて鬼神と向かい合う。


 鬼神は先ほど後退した場所から一歩も動いておらず、こちらの一挙手一投足に目を配っていた。シドニーたちにはちらとも目を向けないところから察するに、この場の脅威は俺ひとりと見切っているのだろう。


 直後、鬼神が吼えた。



『ルゥオオオオオオオ!!』



 人間の頭なら丸呑みにできそうな口から、天を穿うがつ咆哮がほとばしる。見上げるような巨体が飛鳥のように宙を飛び、まっすぐ俺めがけて躍りかかって来た。


 始まったのは怒涛どとうの攻撃。


 人の背丈ほどもある大剣が細剣レイピアのように軽々とひるがえり、右から左から強烈な斬撃を打ち込んでくる。大剣が一閃する都度つどごう刃風はかぜが鳴って耳朶を打ち、受けとめた腕に痺れを残した。


 地を砕く剛撃、風を裂く鋭刃。鬼神の口からは絶えず咆哮があがり、両の目はありあまる戦意と殺意を映して灼熱している。


 振り上げる。振り下ろす。突き刺す。ぎ払う。袈裟懸けさがけに斬って、逆袈裟(けさ)につなげる。どれもが必殺の威力を秘めた連続攻撃。すさまじいとしか言いようのない死の颶風ぐふう


 力自慢の魔物――たとえばオークあたりが膂力りょりょくに任せて武器を振りまわすのとはわけが違う。


 それは剣技だった。確かな技術によって支えられた流麗な剣技だった。



「はああああああ!!」


『オオオオオオ!!』



 期せずして俺と鬼神、二つの気合の声が重なり合う。


 耳が焼け焦げるような甲高い金属音。黒刀と赤剣がぶつかりあって宙空に火花を散らす。連鎖する斬撃の応酬は何合なんごうに達しただろうか。


 鬼神の猛然たる斬撃を寸前で受け止める。再び響く金属音。互いの手に重い衝撃がはしり、耳には不快な残響がこだまする。


 お返しとばかりにこちらも鬼神に斬撃を送り込んだ。力押しで正面から、あるいは技巧をからめて左右から攻めたてる。


 激しく攻守を入れ替えながらの斬り合い。剣撃の音はいつ果てるともなく鳴り続けた。


 ――そうやって鬼神と剣を重ねているうちに、俺は相手の動きに違和感をおぼえた。


 俺と鬼神は一箇所にとどまっているわけではなく、右に左に場所をかえながら戦っている。このとき、鬼神の動きが奇妙に窮屈に見えることがあるのだ。


 鬼神が巨体に似つかわしくない敏捷さを持っていることはすでに判明している。剣を持っての戦いぶりは言わずもがな、御剣邸からこの場所にあらわれたときの瞬間移動テレポートじみた移動は、幻想一刀流の高速歩法を彷彿ほうふつとさせる。


 鬼神は膂力りょりょくだけではなく、素早さという面でも優れている。俺が鬼神ならば、その長所をいかしてもっと動きまわり、相手をひっかきまわす。一度この場から離れ、遠距離から奇襲し、またこの場を離れ――という風に一撃離脱の戦法をとることもできるだろう。


 しかるに鬼神はそれをせず、ずっとこの場にとどまって戦い続けている。


 本能だけで生きている魔物が相手なら疑問には思わなかった。だが、いま俺の前にいるのは剣技を――技術を修める知性を備えた存在なのだ。そんな存在があえて長所を封じて戦っているのなら、そこには何かしらの理由があるはずだった。


 そして、一度ひとたび不自然さに気づけば、理由を突きとめることは難しくなかった。


 ――鬼神は背後のオウケンを守っているのだ。


 その証拠に、鬼神は常に俺とオウケンを結ぶ直線上に立ち、その位置取りを崩さない。先ほどシドニーたちが出てきたときに鬼神が後退したのは、旗士きしたちに包囲されることを嫌ってのことかと思ったが、シドニーたちがオウケンを攻撃する可能性を考えてのことだったらしい。


 ここまでそのことに気づかなかったのは、単純にオウケンの存在が眼中になかったからである。鬼神が現れてからこちら、俺は鬼神しか見ていなかった。それに、幻想種が死に体の鬼人を守っているとか、想像できるわけがない。


 ただ冷静に振り返ってみれば、鬼神がこの場に現れたのはオウケンが助けてくれと悲鳴をあげたときだったように思う。


 剣技のことといい、オウケンを守る戦いぶりといい、一口に幻想種といってもヒュドラと鬼神ではずいぶん性質が異なるらしい。もしかしたら、鬼神に命を捧げたという鬼人の影響なのかもしれないが、そのあたりについては細かいことを気にしても仕方ない。


 俺にオウケンを見逃す意思がない以上、鬼神が敵である事実は動かないのだから。


 そんなことを考えながら、俺は激しい剣戟の隙を縫って大きく口をあけた。



「カアアアアア!!」


『――ッ!』



 初歩の勁技けいぎ勁砲けいほう。もっとも初歩というのは名目だけで、今の俺の勁砲けいほうはヒュドラの頭すら吹き飛ばす威力を秘めている。


 ここまでいっさい勁技けいぎを使用しなかったのは、もちろん意図してのことである。


 至近からの奇襲を受けて、鬼神の巨体が宙を舞った。


 そのまま地面に叩きつけられる寸前、鬼神は空中でとんぼを切って軽やかに着地する。ろくに手傷すら負っていないのは流石さすがというべきだったが、これは想定の範囲内だった。今の勁砲けいほうは鬼神と距離をとるために放ったものである。


 体勢を立て直した鬼神だったが、すぐに俺との距離を詰めようとはしなかった。こちらに遠距離攻撃があるとわかり、オウケンを確実に守れる間合いを模索しているのだろう。


 これもまた予想どおりだった。



「――幻想一刀流」



 けいを高める、高める、高めていく。切り札を抜くべく、限界まで心装にけいをつめこんでいく。


 切り札――斬撃を飛ばすはやての先。彼我の距離すら喰らう貪食どんしょくの一刀。


 なおもけいを高めながら鬼神を見れば、赤眼の巨人は目を吊りあげて地面を踏みしめ、俺の勁技けいぎからオウケンを守る構えをとっていた。オウケンという足かせのせいで、鬼神は攻勢に移ることも回避することもできず、防御に徹するしかない。


 そして、鬼神が防御に徹するのなら、俺は遠慮なく己のけいをしぼり尽くすことができる。


 轟然たる勁圧けいあつが地面をきしませ、逆巻く風が土煙を巻き上げた。先のオウケンの魔法など足下にも及ばない力の脈動に、うしろの妻妾たちが悲鳴をあげている。そして、その悲鳴にまじって聞こえてくる「母上!」という子供イブキの声。


 俺はそちらに目を向けたりはしなかったが、その声を聞いたときにふと思い立ったことがあった。


 俺は今回の帰郷で御剣家に帰参する意思がないこと、幻想一刀流の門下に加わる意思がないことを明言した。その俺がいつまでも幻想一刀流を名乗るのは言行不一致というものだ。


 今日という日を機会に幻想一刀流とも決別しよう。


 そう思い定めた瞬間、まるで用意されていたように代わりの名が脳裏に浮かび上がってきた。


 幻想より出でて幻想を葬る剣。すなわち、



幻葬げんそう一刀流――――虚喰こくう



 新たな名称と共に、最大威力で勁技けいぎを解き放つ。


 いかに幻想種といえど、間合いをぜろにする斬撃を防ぐ術はない。見えざる斬撃は狙いあやまたず鬼神の身体をとらえた。



『ルゥオオオオオオオオオオ!!』



 鬼神の口から驚愕とも痛憤つうふんともつかない叫喚きょうかんがほとばしる。俺が放った斬撃は、けいによって強化された鬼神の守りを薄紙のごとく突き破り、深々と身体を切り裂いた。


 左の肩から右の腰まで、皮膚を切り裂き、肉を断ち割り、骨を砕いて臓器をえぐる致命の鋭刃。


 鬼神の身体はほとんど両断されていた。人間であれば間違いなく即死している大斬撃。そして、幻想種であっても死をまぬがれることのできない絶技であった。



『……オオオオオ…………オオオ……』



 そのことを証明するように、鬼神の咆哮がみるみるしぼんでいく。


 巨樹のように屹立きつりつしていた巨体も、力を失ってふらふらと前後に揺れている。その様は、まるでどちらに倒れるべきか悩んでいるように見えた。


 俺はそんな鬼神を油断なく見据えながら、ゆっくりと近づいていった。流れ込んでくる魂の量は鬼神の絶命を伝えていたが、ヒュドラの例もある。鬼神が死を装って逃亡なり反撃なりをたくらんでいる可能性がある以上、一瞬たりとも気を抜くことはできない。


 ただ、どうやらこの用心は杞憂に過ぎなかったようで、鬼灯ほおずきを思わせる赤い両眼からも光が失われていた。逃亡にせよ、反撃にせよ、鬼神に余力がないことは今や誰の目にも明らかである。


 唯一、声だけはまだ途切れていなかったが、それも先刻までの咆哮とは似ても似つかぬかすれ声。


 鬼神の命脈は間違いなく尽きた、と俺が判断したときだった。



『……オオ……オ…………ミ…………ツ……』


「……ん?」



 不意に鬼神の声の響きがかわったような気がして眉根を寄せる。


 だが、俺が確認するよりも早く、鬼神の上半身がぐらりと傾いた。そして、そのまま勢いよく前方の地面に倒れ込む。


 音をたてて地面が揺れ、土ぼこりが舞い上がる。


 その後、俺が警戒しながら歩み寄ったときには、すでに鬼神のあらゆる生命活動は停止していた。


 怒涛のように流れ込んでくる魂。身体の奥から湧き起こる感覚は間違いなくレベルアップのそれである。


 しかし、このときの俺は喜びよりも戸惑いを感じていた。



 ――――ミツケタ。



 最後に鬼神の口から出た――出たように思えた言葉が、しばらく俺の意識をとらえて離さなかった。



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