第09話 Anthropic陣営 = Claude・クロード
文章作成の品質や長文の読解力に定評がある陣営である。
特に高度な推論や資料の要約、プログラミング補助などの領域で根強い支持を集めている。
■ OpenAIからスピンアウト
開発元であるAnthropicは、もともとOpenAIの中心にいた研究者たちが、「安全性」への理念の違いから2021年にスピンアウトして立ち上げたチームだ。
同チームは、「憲法AI」と呼ばれる独自の設計思想を武器に、AIの倫理と高度な論理処理を突き詰めてきた。
その結果、圧倒的なプログラミングの精度やエンジニアリング支援能力を獲得。
これが開発現場や大企業に熱狂的に受け入れられた。
■ マネタイズもバッチリ
一般向けの知名度こそChatGPTの後塵を拝す場面はあるものの、セキュリティや機密保持にうるさい国家機関やグローバル企業から「安心できるAI」として今や猛烈にモテモテとなっている。
高度な処理やコード生成に特化した「従量課金制(APIやB2Bの利用量に応じた課金体系)」を巧みに組み合わせたマネタイズにおいて歴史的な大成功を収めている。
■ 出張費用は2段階。ご利用にはご注意ください( ̄▽ ̄)
最近は、Microsoftの「Copilot」で、ハイエンド向けの高度な処理や長文分析を担う選択肢としてAnthropicの「Claude」が搭載・展開されるようになっている。
Copilotの中のClaudeは、デフォルトでは定額制だが、高度な処理を求めるとコストが跳ね上がる構造になっている。
管理者は現場の要望と予算をにらみながら設定しなければならない。




