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第41話『覚醒の瞬間』

夜の街の中心。波紋の激しい揺れの中、カイは未来音に耳を澄ませる。


「全方位…危険極大」


リョウが息を荒げ、隣で叫ぶ。

「カイ、これ…やばいぞ!」


カイは拳を握り、深呼吸をする。胸の奥で、守るべき仲間と街の人々を思い浮かべる。


その瞬間、未来音が強く響く。「全ての動き…完全把握可能」


視界がスローになり、倒れそうな人々、転がる障害物、仲間の動きが一瞬で把握できる。カイは瞬時に最適な行動を選び、仲間や市民を守る。


「これなら…守れる!」決意と自信が声に宿る。


リョウは目を見開く。

「お、お前…ついに完全覚醒か?」


ユナも冷静に観察する。

「やっと本領発揮ね…でも油断は禁物」


章末、遠くで黒瀬の影が微かに笑う。

「覚醒か…さて、波紋はどう広がるか楽しみだ」


カイは握り拳を固め、仲間と共にさらなる波紋の核心へと足を踏み入れた。


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