4.バルコニー王との話し合い
ユーミアは余暇の時にバルコニー王と話をすることを決めた。バルコニー王は、それに応じ、ユーミアが用意した部屋に来た。
机に向かい側に居るバルコニー王は、ユーミアからみて落ち着かない様子だった。
「何だ?ユーミア。私を呼び出して」
と、バルコニー王が言う
「ミセス様のことですが」
と、ユーミアはバルコニーに切り出すとバルコニー王は嫌そうな顔をした。
(やっぱり自覚あるわよね)
ユーミアはその事を悟る。しかし、その事をわかっている筈なのに自分を蔑ろにするのはモヤモヤしたものがあった。だけど、ユーミアはそれに負けず、彼と話をする。
「バルコニー王様は、ミセス様に金品等貢ぎ過ぎだと思うのですが?」
「……」
バルコニー王は黙った。すると、はあ。と彼はため息をついた。
「そうだろうか?ミセスへの出費は俺の金だ」
「…。本当にそうですか?彼女の要求は度が過ぎていると思いますし、それに、バルコニー王様は、仕事を放棄し、私に、バルコニー王様の分の仕事を押し付けていると感じますわ」
「…いや、でも愛人と関わるのも公務だぞ?」
「…公務?」
「ああ」
バルコニー王は堂々とした態度で言った。すると、バルコニー王はユーミア王に対し、不快そうな態度をとると、
「しかし、ユーミア。そうやって、正妃だからと圧を掛けるから、周りから嫌がられるぞ。だからミセスから怖がられているんだ。王妃ならもっと愛嬌良くするべきだ」
と、バルコニー王は言った。
「…別に圧を掛けているつもりはありませんわ」
「いいや。ユーミアは言い方が怖いんだ」
「…では、私に意見するなと?一王妃として王宮の事を考えるのは当然では?」
「何だ。俺が王としての責務を果たしていないというのか」
すると、バルコニー王は怒った様子で、言った。
(…ごもっともだと思いますが)
と、ユーミアはバルコニー王に対しそう思った。すると、バルコニー王は突然頭をぐしゃぐしゃに掻き乱した。
「一体何が言いたいんだ?ユーミアは…」
と、バルコニー王は言う。
(何が言いたいんだって。いや、我慢していただけですけど…)
と、ユーミア王妃は思った。すると、
「わかった。ユーミアは俺がミセスに構うから嫉妬してるんだろう。じゃあ、今夜、夜来るから。準備しててくれ」
と、バルコニー王が言うとミセスは何か一気に目が覚める思いがした。
(ああ…。もう、これ何言っても通じないわね)
と、ユーミアは思った。
「わかりました。もう結構です。バルコニー王様。貴方の考えは良くわかりましたわ。ごめんなさい。お時間取らせてしまって」
「え?」
ユーミアは笑うと、バルコニー王は戸惑った様子を見せる。
「別に、寝床に来られなくても大丈夫ですわ。本当私も言い過ぎましたわね?それではミセス様とどうぞ宜しくやっといてくださいな」
と、ユーミアは言った。そして、ユーミアは席から立った。
「いや、あ、あの、私も言い過ぎた。その…ユーミアも良くやっている部分あるから!」
「そうですね。それは有難うございます」
そうして二人での話は終わった。




