タイトル未定2025/08/27 11:33
王城の大広間。
磨き上げられた大理石の床の上には、きらびやかなシャンデリアが光を落とし、
長大なテーブルには山盛りのケーキ、砂糖漬けフルーツ、クリームたっぷりのパイ……
見るからに血糖値を跳ね上げそうな菓子が並べられていた。
「……ふん、これこそ王国の伝統」
老侯爵は杯を掲げ、満足げに言う。
「糖分の甘美こそ繁栄の証、豊かさの象徴よ!」
隣の貴族たちも頷く。
「剣や魔法だけが伝統ではない。この甘味もまた、我らが誇り」
「健康だの麦茶だのに惑わされてはならん!」
重苦しい声が交錯する会場。
その壇上には、王子とリリアーナが並んでいた。
王子の表情は硬く、拳は小さく震えている。
(……今日こそ、奴を完全に追放してみせる……!)
リリアーナは扇を手に、毅然とした声を響かせた。
「本日の大茶会は、ただの饗宴ではありません。伝統を守る我らと、愚かなる“悪役令嬢おじさん”との――最終決戦ですわ!」
ざわめきが広がる。
伝統派の視線は鋭く、今宵の場を完全に自分たちの舞台にしようとしていた。
……ただ、その中央テーブルの上に積み上がっているのが、どう見ても“糖質地獄のケーキタワー”なのが気になって仕方ないのだが。
そのとき――大扉がバァンッと開いた。
「……おーっほっほ! 招かれざる客、参上ですわよ!」
光を反射する純白のドレス、そして肩に掛けられたタオル。
悪役令嬢おじさん――エレナ=フォン=クラウス(中身おじさん)が、悠然と歩み出た。
「……き、来たな……!」
王子は歯を食いしばり、リリアーナは目を吊り上げた。
しかし会場の空気は一瞬で揺れた。
「うおっ、本物だ!」
「おじさん令嬢様、今日も血圧計持ってるぞ!」
「健康講座が始まるのか!?」
なぜか期待のざわめきが広がる。
俺はため息をつき、血圧計をカチリと掲げた。
「ふぅ……皆さま。こんな砂糖まみれの場に長時間立ちっぱなし……すでに血圧は上昇しておりますわ!」
「なにぃ!?」「立ってるだけで上がるのか!?」
貴族たちがざわめき、思わず手首を押さえる。
リリアーナが声を張り上げた。
「黙りなさい! あなたの戯言に惑わされる必要はありませんわ!」
俺はにやりと笑い、ドレスの裾を翻す。
「惑わし? 違いますわ。これは現実。……さぁ王子、殿下の“安静時血圧”を測って差し上げましょう」
観客「おぉぉぉっ!!!」
空気はすでに健康派寄り。
伝統派の牙城は、出だしから大きく揺らいでいた。
壇上に引っ張り出された王子は、顔を真っ赤にして叫んだ。
「だ、誰が測るか! 王家の威厳を血圧ごときで示す必要など――!」
「はい、落ち着いてリラックスしてくださいまし」
俺は容赦なく王子の腕を掴み、血圧計のカフを巻き付けた。
「や、やめろぉぉぉ!! こんなもの外せぇぇ!」
「大丈夫、3分もかかりませんわ。おーっほっほ!」
カチ、カチと針が上がり――表示された数値。
「……上が152、下が96」
会場「うおぉぉぉ!? 高いぞ!!」
「まだ若いのにこの数値!?」「運動不足か?」「菓子の食べすぎだ!」
王子「な、なんだと……!? そ、そんなはずは……」
リリアーナが慌てて口を挟む。
「これは機械の不調ですわ! もう一度――」
俺「ではそちらのお嬢様も測りましょうか?」
「えっ」
観客の視線が一斉にリリアーナへ。
逃げ場はない。
「わ、わたくしは……淑女ですので……血圧など……」
「はいカフ巻きますね」
「ひゃあっ!? 冷たいですわぁぁ!」
結果は――「上が142、下が90」。
会場「わぁぁぁ!?」「これまた高いぞ!」「王子と同じく生活習慣病予備軍!」
リリアーナ「ぐぬぬぬぬ……!!!」
俺は腕を組み、堂々と告げる。
「これが現実ですわ! 健康を無視し、伝統と称して糖分をむさぼる結果――若くして高血圧! これは王国の未来に関わりますわ!」
会場「おぉぉぉ!!!」
「悪役令嬢おじさん正論すぎる!」「民を守るのは血圧計だ!」
伝統派貴族たちは顔を引きつらせる。
だがその中で老侯爵が杖を突き、なおも叫んだ。
「戯言だ! 血圧など一時の数値! 王国を動かすのは伝統と剣だ!」
俺はにやりと笑い、血圧計を掲げた。
「剣で守れるのは命一つ。でも健康習慣で守れるのは――国全体ですわ!」
大広間が割れるような歓声に包まれた。
「黙れぇぇぇ!!」
壇上の王子が剣を抜き放った。鋭い銀光が大広間に走る。
「王国を守るのは剣だ! 悪役令嬢おじさん、ここでお前を討ち果たし――伝統を取り戻す!」
リリアーナも魔力を高め、杖を掲げた。
「甘味と魔法こそ正義! この場を制するのはわたくしたちですわ!」
伝統派の貴族たちが一斉に立ち上がり、砂糖まみれの菓子を手に叫ぶ。
「これぞ伝統の力! ショートケーキ陣形だ!」
「バタークリーム・バリアを張れ!」
「マカロン砲、装填完了!」
……いや、どんな戦術だよ!?
⸻
「ならばこちらも――!」
俺はタオルを翻し、観客席に声を張った。
「健康派、立ち上がりなさい! 水筒を掲げよ!」
「おぉぉぉ!!!」
庶民たちが一斉に麦茶や水を掲げる。
「減塩弁当、突撃!」
「プロテインバー投擲!」
「オートミール粥で包囲せよ!」
大広間は一瞬で、剣と魔法と健康食品が入り乱れる大混戦へと変わった。
⸻
リリアーナの魔法陣が輝く。
「甘美なるシュガーストーム!」
砂糖の嵐が吹き荒れる――が。
俺は冷静にペットボトルを掲げた。
「ナトリウムとカリウムのバランスを整える――ポカリ・ウォール!」
透明な水分のバリアが張られ、砂糖嵐をすべて吸収した。
観客「うおおお!?」「本当に水分補給で防いだぞ!?」
⸻
王子が剣を振り下ろす。
「伝統の王家剣術――!」
「はいストップ」
俺は剣をかわしながら、血圧計を彼の顔面に突きつけた。
「その前に血圧リチェックですわ!」
ピッ。
「……上が158。下が99」
会場「上がってるぅぅぅ!!」
王子「な、なぜだ!? 戦うたびに上昇してゆく……!」
俺は冷ややかに言い放つ。
「怒りは交感神経を刺激し、血圧を上げますの。つまり――伝統派が怒れば怒るほど、不利になるのですわ!」
⸻
観客の声が広がる。
「健康派が有利だ!」「怒ると寿命が縮むぞ!」
「やっぱり悪役令嬢おじさんが正しい!」
伝統派の顔はますます紅潮していく。
(……血圧的にヤバい顔色だな)
俺はタオルを肩にかけ、さらに一歩前へ踏み出した。
「さて――次は誰の血圧を測りますかしら?」
大広間の空気が震える。
戦いはまだ終わらない。
「……くっ、やはり小手先の策では奴には勝てぬ」
老侯爵が低く唸った。
伝統派の貴族たちが次々と立ち上がり、壇上に巨大な布を運び込む。
その下から現れたのは――きらびやかなケーキ。いや、もはや「塔」と呼ぶべき高さだった。
「な、なんだアレは……!」
観客席から悲鳴が上がる。
五層も積み重なったバタークリームの塊。
上部には金粉を散らしたマカロン砲台が備えられ、中央には巨大なチョコレートの魔法陣が刻まれている。
王子が高らかに叫んだ。
「見よ! これぞ伝統派の切り札――《ロイヤル・シュガータワー》!」
リリアーナが杖を掲げ、魔力を流し込む。
「甘味魔法、発動ですわ! ――カロリー・インフェルノ!!」
⸻
轟音と共に、タワーの頂から熱量を帯びた砂糖の奔流が放たれる。
炎のように白く輝く糖質の波が、会場を丸ごと飲み込もうとしていた。
「う、うわぁぁぁ! 甘い香りで息ができねぇ!」
「砂糖が……砂糖が肺に入るぅぅぅ!!」
観客が咳き込み、倒れ始める。
⸻
俺は一歩前に出た。
「ふむ……でかいだけの菓子爆弾ですわね」
タオルを翻し、深呼吸。
「――ならばこちらも“科学的真実”で挑むまで!」
懐から取り出したのは……大量のレモン水。
「糖質の過剰摂取は急激な血糖値スパイクを招きます。ですが――ビタミンCとクエン酸の摂取で、抗酸化作用を高め、疲労回復を早められる!」
俺は一気に床へレモン水をぶちまけた。
シャァァァァッッ!!
蒸気が立ちのぼり、甘ったるい空気を一掃する。
糖の結晶がみるみるうちに崩れ、シュガータワーの輝きが鈍っていった。
⸻
観客「うおぉぉ!? 息がしやすくなった!」
「甘味の暴力をクエン酸で中和したぞ!!」
リリアーナ「そ、そんなバカな!? わたくしたちの至高の甘味が……!」
王子「まだだ! まだ崩れてはならぬ!」
必死の形相で魔力を送り続ける二人。
だがタワーはすでに亀裂だらけ。
俺は冷ややかに呟いた。
「伝統に縋るだけでは、いつか必ず崩れますわよ」
シュガータワーが、ギシギシと音を立てて揺れ始めた――。
「くっ……耐えろ、耐えろぉぉ!!」
王子とリリアーナが必死に魔力を注ぎ込み、シュガータワーを支える。
だが、限界は近かった。
ゴゴゴゴゴ……ッッ!!
塔の側面に亀裂が走り、クリームがドロドロと崩れ落ちる。
観客席のあちこちから悲鳴が上がった。
「ひぃぃっ! 砂糖の津波が来るぞ!」
「ドレスがべとべとにぃぃ!!」
貴族淑女たちが一斉に逃げ惑う。
会場は大混乱。
⸻
俺はタオルを肩にかけ直し、ドヤ顔で一歩前に出た。
「おーっほっほ! ご覧なさい! これが“過剰糖質の崩壊”ですわ!」
観客「うぉぉぉ! やっぱり悪役令嬢おじさんが正しいんだ!」
「糖質より麦茶だぁぁ!!」
「握力は裏切らない!!」
……最後のは関係ねぇだろ。
⸻
だが、そのとき。
リリアーナが歯を食いしばり、杖を高く掲げた。
「わ、わたくしの……最後の力を見せますわ!!」
杖の先に、妖しく光る紅の魔石。
空気が甘ったるく粘つき、会場全体が糖で満ちていく。
「……まさか、アレを使うつもりか!?」
貴族たちが青ざめる。
老侯爵が叫んだ。
「止めろリリアーナ! それは“伝説の秘法菓子”――《サクラ糖晶》だ!!」
⸻
次の瞬間。
リリアーナの頭上に、巨大な紅色の結晶体が浮かび上がった。
それはまるでルビーのように輝きながらも、見るだけで喉が渇くほど甘いオーラを放っていた。
「この結晶を溶かし尽くせば――王国全土が甘味に沈むのですわぁぁ!!」
観客「うわぁぁぁ!!??」
「血糖値で国を滅ぼす気かあの女ぁぁ!!」
俺は眉をひそめ、タオルを握りしめる。
(……やべぇ。完全に“ラスボス菓子”出てきたじゃねぇか)
会場の空気は、甘さと緊張で限界まで張り詰めていた。
「ふふ……見なさい! これこそ伝統の極み、《サクラ糖晶》!」
リリアーナの叫びと同時に、紅の結晶が空気を震わせた。
周囲にいた貴族たちは思わず口を覆う。
「こ、これは……甘すぎる……」
「舌が痺れる……ッ!」
「血糖値が……上がって……頭がクラクラするぅぅ!!」
結晶から漏れ出す甘味の波動が、人々の体に直接“血糖値スパイク”を叩き込んでいた。
⸻
「くっ……これは本当にやばいな」
俺は冷静に結晶を睨む。
(……このまま放置したら会場全員が低血糖クラッシュで昏倒する。さすがに洒落にならねぇ)
だが俺は、ドレスのポケットから一つの袋を取り出した。
中には――全粒粉クラッカーとプロテインバー。
「リリアーナ。お前は“砂糖だけで人を支配できる”と思っているようですが――」
俺はクラッカーを掲げて、高らかに言い放った。
「真に人を守るのは、“低GI値とバランス栄養”ですわ!!」
⸻
観客「おぉぉぉ!!」
「低GIきたーーー!!」
「やっぱ悪役令嬢おじさんだ!!」
王妃「見なさい! これぞ血糖値安定の布教者!」
国王「余もクラッカーを食うぞぉぉ!!」
会場が揺れる。
だがリリアーナは必死に叫ぶ。
「砂糖こそ幸せ! ケーキこそ王国の誇り! あなたの栄養論で伝統が潰されてたまりますかぁぁぁ!!」
⸻
紅い結晶が光を放ち、ついに砕け散った。
甘味の奔流が波のように押し寄せる――!
「来るぞ!!」
「避けろぉぉ!!」
だが俺は一歩も引かず、タオルを翻した。
「おーっほっほ! 甘味の洪水? ならば――」
俺は懐から取り出した血糖測定器を掲げる。
「――血糖値コントロール・バリア!!」
機械音と共に、低GIクラッカーとプロテインバーを会場にばら撒いた。
庶民も貴族も慌てて口にし、体に吸収された食物繊維とタンパク質が“糖の暴走”を抑え始める。
⸻
観客「……! 甘さの衝撃が……和らいだ!?」
「頭がスッキリする……!」
「俺、低GIって信じるわ……!」
リリアーナ「そ、そんな……!? 砂糖の暴力が……負けるですってぇぇ!?」
⸻
俺は一歩前に出て、高らかに叫んだ。
「聞け! 民も貴族も! 剣でも魔法でもなく、“食習慣”こそが国を救う!
伝統が甘味に埋もれるなら、私は“健康という悪役”になりましょう!!」
観客「悪役令嬢おじさん万歳ーー!!」
「低GIは正義ーー!!」
「麦茶とクラッカーを我らにぃぃ!!」
⸻
その熱狂の中、王子は膝をつき、呆然と呟いた。
「なぜだ……なぜいつも奴ばかり……」
リリアーナは涙目で叫ぶ。
「殿下ぁぁ! でもまだ……! 伝統はまだ終わってませんのよぉぉ!!」
だが、会場の空気はすでに“健康派”の完全勝利に傾いていた。
――そして。
この戦いは、後に「大茶会血糖値戦争」と呼ばれることになる。
会場全体を揺らす拍手と歓声。
「悪役令嬢おじさん万歳ーー!!」
「低GIこそ未来だぁぁ!!」
「麦茶を! 麦茶をもっと寄越せぇぇ!!」
……完全に“健康フェス”だ。
いや俺、別に音楽フェスやりにきたわけじゃないんだけど?
⸻
壇上の王子は、白い顔で膝をついていた。
「なぜだ……なぜ、俺の剣術も魔力も……民の心を動かせない……」
リリアーナが涙を流しながら抱きつく。
「殿下ぁぁ! でも、でもわたくしたちには“愛”がありますわ! 伝統は……まだ滅んでませんのよ!」
だが、その声は虚しく響くだけだった。
民衆の視線はもう彼らに向いていない。
「……行こう、リリアーナ」
王子は悔しさを噛みしめながら背を向けた。
扉が閉じる音が、敗北を告げる鐘のように響いた。
⸻
その瞬間。
国王が立ち上がり、胸を張って高らかに宣言した。
「諸君! 本日をもって、余は“健康国家”を正式に宣言する!!」
「「「おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」
王妃もドレスを翻し、優雅に手を掲げた。
「民を守るのは剣でも魔法でもございません。血圧、食習慣、そして麦茶!
今日を境に、王国は“健康第一”の道を歩みますわ!」
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民衆「握力は裏切らないーー!!」
「スクワットは国策ーー!!」
「ノコギリヤシは外交カードだぁぁ!!」
……いや、最後のちょっとおかしいだろ。
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俺は頭を抱えつつも、国王にトロフィー代わりのバーベルを押し付けられた。
「余の健康顧問よ! これからも国を導け!」
「……いや、俺ただの転生悪役令嬢おじさんなんだけど?」
「違う! お前はもう国を救った“健康の象徴”じゃ!」
会場「おぉぉぉぉぉ!!!!」
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……けどな。
俺はバーベルを見つめながら、ふと心の奥で呟いてしまった。
「……なぁ。俺、そもそも“悪役令嬢おじさん”って名乗り方、変じゃね?」
庶民「安心できるからいいんだよ!」
「悪役だからこそ言いたいこと言えるんだ!」
「おじさんだから血圧にリアルさがある!」
「いやフォローになってねぇからな!? 血圧がリアルって何だよ!?」
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大茶会は健康派の圧勝で幕を閉じた。
だが伝統派が完全に消えたわけではない。
次なる火種は、きっとまたどこかで燃え上がる。
それでも――
血圧計ひとつで国を支配する異世界転生悪役令嬢おじさんの物語は、まだまだ続いていく。
おーっほっほ! 皆さま、婚約破棄より恐ろしいのは「サプリ依存」ですわ!
確かにマルチビタミンやプロテインパウダーは便利。
しかし、研究でも繰り返し示されているのは「基本は食事から」という鉄則ですわ。
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1. サプリの役割は“補助”
サプリメント(supplement)はその名の通り「補うもの」。
例えば鉄欠乏やビタミンD不足など、検査で不足が明確になったときに使うと効果的ですの。
でも「飲めば健康になれる魔法」ではありませんわ。
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2. 過剰摂取リスク
ビタミンAやEなどは脂溶性で体に蓄積しやすく、過剰摂取で肝障害や出血リスクも報告されています。
亜鉛を摂りすぎれば銅欠乏、カルシウムを摂りすぎれば腎結石。
「多ければ多いほど良い」なんてのは、スクワットの重量を限界突破するぐらい危険な勘違いですわ!
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3. “丸ごと食材”の利点
野菜や果物、魚、豆、ナッツなどリアルフードには、サプリでは再現しきれない食物繊維やファイトケミカル(ポリフェノール類など)が含まれていますの。
研究では、同じ栄養素をサプリで取るより食品から摂った方が健康効果が高いと示されるケースも多々ありますわ。
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4. バランスが最重要
結局のところ、健康を支えるのは「適度な栄養」「適度な運動」「十分な睡眠」。
サプリだけで解決しようとするのは、王国の政争を“プロテインバー一本”で片付けようとするようなものですわ。
……いや、ちょっと例えがリアルすぎましたかしら。
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まとめ
サプリはあくまで “補助輪”。
自転車そのもの(食事と生活習慣)が整っていないと、補助輪に頼っても転んでしまいますわ。
婚約破棄されても人生は立て直せますけれど、肝臓を壊したらシャレになりませんのよ!




